子どもが喜ぶ遊び!室内で簡単にできるゲーム5選【3歳児〜】

こんにちは、愉しいを創るコーディスポーツです!
今回は子ども達が喜ぶ遊びとして、室内で簡単にできるゲームおすすめ5種類を紹介します。3歳児からできるものをピックアップしました。
・幼稚園・保育園の空き時間にできるゲームが知りたい。
・家でもできる簡単な遊びを知りたい。
・梅雨や冬の時期などなかなか外に行けない時に使えるネタを知りたい。
このような方はぜひご覧ください^^!
目次
子どもが喜ぶ遊び!室内で簡単にできるゲーム5選【3歳児〜】
3歳児からできる下記5種類のゲームを紹介します。
①かみなりゲーム
②ひっこしゲーム
③にんじゃゲーム
④魚裏返しゲーム
⑤だいこんゲーム
では、さっそくこちらの動画をご覧ください。
↓↓↓
動画の内容を下記にまとめます。
①かみなりゲーム
身体全体を動かせるゲームです。
【やり方】
①子ども達は仰向けで寝転がる。
②先生は「ゴロゴロ〜ゴロゴロ〜」とかみなりの音のマネをする。
③先生が「ドカーン!」と言ったら、子ども達は素早くうつ伏せになりおへそを隠す。
*床にお腹をくっつけて、おへそを隠しましょう。
フェイントを入れてみたり、声のボリュームを変えてみたりしながらやると子ども達もより愉しくできます。
アレンジとして、うつ伏せからはじめて先生が「ドカーン」と言ったら、子ども達は素早く仰向けになり手でおへそを隠すというようにしてみてもいいですね。
幼稚園や保育園などクラス単位でやる場合は、子ども同士がぶつからないようにしっかりとスペースを確保しておこないましょう!
②ひっこしゲーム
いろいろな姿勢で移動するゲームで、腹筋や背筋、足の力も鍛えられます^^
マーカーコーンを使い、スタート地点とゴール地点を作ります。距離は5メートルくらいで十分ですが、子ども達の様子を見て調整してみてください。
【やり方】
①子ども達はスタート地点で座る。
②先生に「おひっこし!」と言われたら、子ども達は先生につかまらないようにゴール地点まで移動する。
*できれば手を使わずに足だけを使って移動しましょう。
③「クマさん歩き(四つん這いになり両ひざを上げた状態で進む)」に変えて移動する。
※クマさん歩きで移動する時に、腕を曲げてしまうと顔や頭を床にぶつけてしまう可能性があります。腕をしっかり伸ばした状態で進むように、はじめに声掛けしておきましょう!
④「ワニ歩き(うつ伏せになり手と足を使って進む)」で移動する。
先生は寝たフリをしたり、子ども達が見えていないフリをしたりと変化を加えてみましょう。
「お、お、、、おまんじゅう」などとフェイントも入れると子ども達も愉しく集中して取り組めます。
上記以外でも子ども達にどんな姿勢で移動するか決めてもらってもOKです^^
③にんじゃゲーム
「だるまさんが転んだ」をアレンジしたようなとゲームです。
【やり方】
①子ども達は忍者のポーズをして、先生の後ろを静かについていきます。
②先生が振り返ったら、子ども達は静かに止まる。
*先生が振り向いた瞬間に動いていると見つかってしまいます。
*できるようになってきたら少しスピードアップしてやってみましょう
③①、②同様に、先生の後ろをついていき、先生が振り返って手裏剣を投げる仕草をしたら、投げる位置に合わせて子ども達は下記のように動きを変える。
・足元に投げられたら→ジャンプ
・頭に投げられたら→しゃがむ
・おへそに投げられたら→回転する
*先生は「頭」「足」「おへそ」と言いながら手裏剣を投げる仕草をしてあげると子ども達もわかりやすいです。
スピードを変化させたり、フェイントをかけたりしてやっていきましょう!
④魚裏返しゲーム
愉しく体幹も鍛えられるゲームです。
【やり方】
①子ども達は魚役でうつ伏せで寝転がり、先生は魚をひっくり返す役。
②先生はうつ伏せになっている魚役の子ども達の身体を、仰向けになるようにひっくり返す。
*「ひっくり返したら食べちゃうよー!」などと言いながらやってみましょう♪
③役割を交代しておこなう。
先生が魚役になってひっくり返る時に、子どもの足の上に乗ってしまうとケガの恐れがあるので、調整して転がるようしてくださいね。
子ども達同士でもできますが、その際は身体を裏返す時に洋服や腕、髪の毛を引っ張らないようにとあらかじめ声掛けをしておきましょう!
⑤だいこんゲーム
子ども達は大根役。先生は大根を抜く役です。
【やり方】
①子ども達は円になり、うつ伏せで寝転ろがり、となりの友だちと手をつなぐ。
②準備ができたら、先生が足を引っ張り「大根」を抜く。
※引っ張るのは足のみです。洋服や身体を引っ張らないようにしましょう。
*全員引っこ抜かれたら終了。
勢いよく引っ張ると子ども達が腕を痛めたり、腕が抜けてしまう恐れがあるので少しずつ力を入れるようにして引っ張るようにしましょう。
先生も大根役になって参加してみてくださいね♪
それぞれ注意点をおさえて、ケガのないように愉しく遊べるようにしましょう!
まとめ:子どもが喜ぶ遊びを通して室内でも愉しく運動神経を鍛えよう!
今回は子ども達が喜ぶ遊びとして、室内で簡単にできるゲームおすすめ5種類を紹介しました。
幼稚園・保育園の空き時間や、梅雨や冬の時期など外遊びがなかなかできない時などにぜひ使ってみてくださいね!
おすすめ記事>>:2歳児におすすめの運動遊び【室内編:7つご紹介】
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準備いらず!室内で愉しめるゲーム6選【保育園・幼稚園児向け】

こんにちは、愉しいを創るコーディスポーツです!
今回は、準備いらずの室内で愉しめるゲーム6種類を紹介します。対象は「保育園・幼稚園児向け」です。
ちょっとしたスキマ時間にも使えるゲームで、子どもの集中力を高めたり、愉しみながら運動神経を鍛えたりできます。
ちょっと手持ち無沙汰でやることがないといった時などにも、役立てていただける内容となっています。ぜひご活用ください。
目次
準備いらず!室内で愉しめるゲーム6選【保育園・幼稚園児向け】
物を使わずに、身体ひとつで愉しめる6種類のゲームは下記のとおり。
①拍手ゲーム
②まねっこゲーム
③グーパーチェンジ
④ポンポンじゃんけん
⑤キャッチ&スエー
⑥やおやのお店
それでは、この動画をご覧ください。
それぞれまとめます。
①拍手ゲーム
ルールは簡単。子ども達は先生のマネをして同じリズムで拍手していきます。
言葉に出してやることでリズムを覚えやすくなるので、言葉を出しながら拍手していきましょう。
【やり方】
①先生と子ども達は対面して座る。
②先生はリズムを言葉にしながら拍手する。
例)先生「トントントン、はい」
③先生のリズムをマネて、子ども達も言葉に出しながら拍手する。
例)子ども「トントントン、はい」
④先生はリズムを変えて拍手。子ども達も③同様に拍手する。
例)先生「トントトン、はい」→子ども「トントトン、はい」
先生は、最初はゆっくりしたリズムで拍手してあげましょう。
いろいろなリズムを刻みながら拍手していきます。慣れてきたら少し長めに拍手してみたり、スピードに緩急をつけたりと組み合わせてみましょう。
もちろん子ども主導でやるパターンもありです^^
②まねっこゲーム
こちらも先生の「動き」を子ども達がマネするゲームです。
【やり方】
①先生と子ども達は対面して座る。
②先生はいろいろな動きをする。
例)頭を触る、耳を触る、目を隠す、手を広げる、ゴリラの動き、足を伸ばす、サルの動き、体育座り、正座、あぐらをかく、右手は頭・左手は胸、床をさわる、など
③子ども達は先生の動きをマネする。
はじめは、ゆっくり動いてあげると子ども達も動きを合わせやすいですね。
単純な動きだけでなく、途中で動物の動きを入れたり、子ども達の好きなものを入れたりすると集中して取り組んでくれます。
慣れてきたら声のマネとかも入れてみたりすると、また面白く続けられると思います♪
③グーパーチェンジ
次はじゃんけんを使ったゲームです。
《やり方》
【1】胸:パー/前:グー
①前に出す手は「グー」にして、胸に当てている手は「パー」にする。
②「せーの」で左右の手を入れ替える。
※繰り返しおこないます。
【2】胸:グー/前:パー
①前に出す手は「パー」にして、胸に当てている手は「グー」にする。
②「せーの」で左右の手を入れ替える。
※繰り返しおこないます。
【3】胸:グー/前:パー+拍手
①前に出す手は「パー」にして、胸に当てている手は「グー」にする。
②「せーの」で一度拍手してから左右の手を入れ替える。
※繰り返しおこないます。
【4】胸:グー/前:パー+頭さわる
①前に出す手は「パー」にして、胸に当てている手は「グー」にする。
②「せーの」で頭を一度さわってから左右の手を入れ替える。
※繰り返しおこないます。
瞬間的に「チョキ」を出すのが難しい子どももいると思いますので、はじめは「グー」と「パー」でやるといいです。
また、それぞれ慣れたらスピードアップしてやりましょう。
さらに「チョキ」と「グー」でやってみたり、「パー」と「チョキ」でやってみたりと、いろいろな組み合わせでやるとさらに難しくなります。
いろいろとアレンジしながらやってみてください。
④ポンポンじゃんけん
こちらもじゃんけんを使ったゲームです。
《やり方》
【1】先生とあいこ
先生が出した手と「あいこ」になるように、子ども達は「後出し」で出す。
※子ども達は「ポン!」と大きい声で言いながら出しましょう。
例:先生が「グーならグー」「チョキならチョキ」「パーならパー」
【2】先生に勝つ
先生が出した手を見てから、子ども達は勝つための手を「ポン!」と言いながら出す。
例:リーダーが「チョキならグー」「パーならチョキ」など
【3】先生に負ける
先生が出した手を見てから、子ども達は負ける手を出す。
例:リーダーが「パーならグー」「チョキならパー」など
はじめはゆっくりやるようにして、少しずつスピードを速くしたり、フェイントを入れたりと変化を加えることで子ども達もより集中して愉しめます。
また、それぞれ反対の手でもやりましょう。あえて利き手とは違う手でじゃんけんをすることで運動神経も鍛えられます^^
出す手を間違ってしまってもいいので、愉しくチャレンジしていきましょう!
⑤キャッチ&スエー
次は「反応する力」を鍛えるゲーム遊びです。
【やり方】
①2人組になり、対面で座る。
②1人は片手を軽く握るようにして輪っかを作り、身体の前に差し出す。
③もう片方の子どもは、前の人が作っている手の輪っかの中に人差し指を入れる。
④先生が「キャッチ!」と言ったら、輪っかを作っている人は人差し指をキャッチする。人差し指を入れている人はキャッチされないように逃げる
*人差し指をキャッチできたら、キャッチした人の勝ち。
*人差し指をキャッチされなければ、逃げた人の勝ち。
④役割を交代しておこなう。
先生は「キャベツ!」「ゴリラ!」などフェイントを入れてみてくださいね。
子ども達に「フェイントに引っかからないように、先生の言葉をよく聞いてね〜」などと声をかけてあげましょう♪
⑥やおやのお店
最後にいろいろとアレンジしながら愉しめるゲームです。
【やり方】
先生が「八百屋さん」にあるものを言ったら、手をたたきながら「あるある」と言い、「八百屋さん」にないものをいったら「ない」と言いながら手をバツにするというルールです。
・歌のリズムに合わせてやっていきましょう。
※詳細は動画(12:47〜 )をご覧ください。
〈歌詞〉
八百屋のお店に並んだ品物見てごらん
よく見てごらん
考えてごらん
あったら2回手をたたこう
例)
先生「トマト」子ども「(手を2回たたきながら)あるある」
先生「バナナ」子ども「(手を2回たたきながら)あるある」
先生「すいか」子ども「(手を2回たたきながら)あるある」
先生「あんぱん」子ども「(手で大きなバツを作り)ない!」
慣れたらスピードアップしてやっていきましょう。
「八百屋さん」をアレンジして、「パン屋さん」や「動物園」「スーパーマーケット」などでもやってみると愉しいですね!
子ども達と相談しながら、いろいろなお店屋さんに置き換えて愉しんでやってみてください♪
まとめ:準備いらず!室内で愉しめるゲーム6選【保育園・幼稚園児向け】
今回は、準備いらずの室内で愉しめるゲーム6種類(保育園・幼稚園児向け)を紹介しました。
すべて保育中のちょっとした時間にご活用いただけるゲームだと思います。また、ご家庭でも道具いらずで簡単にできるのでぜひ親子でもやってみてくださいね。
子ども達も愉しみながら集中力を高められるゲームでもあるので、子ども達をただ待たせるのではなく今回紹介したようなゲームなどを取り入れて時間を有意義に使えるといいかなと思います^^
目で見て、音を聴いて自分で思った通りに身体を動かすことで運動神経もしっかり鍛えられていきます。ぜひお役立てください♪
おすすめ記事>>:2歳児におすすめの運動遊び【室内編:7つご紹介】
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3人子育てエッセイ『基本、食べる寝る以外は動いてます』第76話。

男の子ってみんなそうなの?食べる寝る以外は動いているうちの3兄弟。よく食べて、よく転んで、よく笑って、よく泣いて、よく寝る。そんな3兄弟との何気ない毎日をエッセイという形で残したい。共感したり、クスッと笑ってくれたら嬉しいです。
第76話:かあさんの挑戦し続ける姿
わたしは5月から新しい挑戦として、YouTubeのソロチャンネルを始めた。これがなかなか面白い。動画編集歴0年のわたし。初めてのことであたふたが多めだが、なんとか最低限の知識をかき集め、月2回更新を継続中である。
何が面白いのか。まず自分が変わったなぁとそこに面白さを感じる。「こんな風に思われたら嫌だな」、「嫌なことを言われないかな?」、「自分の顔を人様に晒すなんて無理!」などなどマイナスなイメージしかなかったSNS。コロナ禍や子育て中にできることを考えた時、今できることをやろうと思った。少しずつ自分のペースで音声配信、Twitter、note、インスタを始めた。やってみればどれも面白かった。適度な距離感というのは大切だと思うが、なんでもバランスが重要。人気を得るためには、人が求めていることを発信していくことが基本!みたいなことを聞いたり、見たりしたが、わたしがまず大事にしたのは、どうやったら続けられるかということ。無理して作った自分では息切れしてしまう。かといって好き放題言っていいのかということでもないと思うのだが、そこを加味してわたしらしく発信できているのではないかと感じている。続けているとそこで愉しい出会いがたくさんある。刺激をもらえる、共感してもらえる、時には背中を押してもらえる。そんな場所をリアルでもSNSでもあればいいんだと思った。
あとは、YouTubeの分析力である。どの時間帯に見られているとか、こんなキーワードで検索されているなど無料コンテンツの枠を超えすぎである。ほうほう、とその分析を見る時間も面白い。そして何より、「見たよ!」とか「あれ良かったね!」と感想をいただけること。本当にありがたい。やる気スイッチが押され、次はもっと見やすく作ってみよう!と改良魂が湧き上がる。0から作り上げたチャンネル。自分自身とても愛着がある。みんなから愛されるチャンネルになればと願う。動画が蓄積されていく。なんとも言えぬ嬉しさがある。
もちろん収益化したらなお良いのだが、雲のまたその上くらい遠いので、遠くは見過ぎず目の前のやれることをコツコツやり続けていきたい。
最近やっと子どもたちに「かあさん、YouTube始めたんだよ!」と言ってみた。画面を見るなり「かあさんだっ!」と笑って言ってくれた。すると長男が「最高だね!いつでもこれ見て作れるからラッキーだ!」と言ってくれた。あぁなんて嬉しいこと言ってくれるんだーと泣きそうになった夕方であった。子どもたちにかあさんの味を残せるメリットもあるんだなと、もう一つ嬉しい要素がプラスされたのであった。
⏬何気ない食生活チャンネルです⏬
https://www.youtube.com/channel/UCNOCx2BbvM_iPrZ6HmKrQxw
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3人子育てエッセイ『基本、食べる寝る以外は動いてます』第75話。

男の子ってみんなそうのな?食べる寝る以外は動いているうちの3兄弟。よく食べて、よく転んで、よく笑って、よく泣いて、よく寝る。そんな3兄弟との何気ない毎日をエッセイという形で残してい。共感したり、クスッと笑ってくれたら嬉しいです。
第75話:常に戦う男の子かな
「ウゥーーーーーーー、ドッシーーーン!!」と三男が突進してくる。来るとわかっているがうまく交わせなかったわたしは「ブハッ!!」とむせ返る。最近の三男は磨きがかかったようにいつも何かと戦うようになった。シュミレーションは自宅で。お気に入りのぬいぐるみと自分で作ったブロックを戦わせている。なんとも文章で表現しずらい言葉でとにかく戦っている。数分間こっそり動画を撮影したことがあるのだが、是非見て欲しいくらいだ。ここまで書いていると「可愛いじゃないか」とか「今しかないわよ」なんて聞こえてきそうだが、三男の戦いの世界は家だけにとどまらないから困っている。
とある日。道幅の狭い歩道のないところを歩いていると後ろから車が来た。危ないかもと思い、わたしは車が通り過ぎるまで止まって待つことにした。一応三男には「車が来てるから止まるよ」と伝えて。ここまではよかった。そしたら車がわたしたちの横を通り過ぎる時、三男は手を出して「バンバンっ!」とやった。車にはぶつからなかったが、わたしはかなりびっくりした。どうやら車が敵だったらしい。困る。びっくりする。やめてほしい。こんなことを思いながら、「手を出したら危ないからブブーー!」と伝える。三男に良くないことを伝えるときは「ブブーっ」と言って✖️を作って伝える。飛び出したわけでもないので、なんとも歯切れの悪い感じになってしまったが、飛び出しそうな勢いはあった。はぁ、と深いため息をつきその場はやり過ごした。
数日後、近くに鋼鉄所のようなところがあり、本当に大きなトラックが通ることがある。タイヤが数えきれないくらいついてる本当に大きなトラックである。三男はこんな大きなトラックが来たら少しびっくりしてわたしの近くに擦り寄ってくるのだが、その日はそのトラックと距離があったからか、「バンバンバンバンっ」と見えぬビームを出していた。あぁ、戦っているんだな、と思いながら三男と手を繋ぎ、ぎゅっと手を握る。
まだまだまーだまだ、目を離せない三男。さまざまな敵と戦いながら、少しずつ大きくなっている。その戦いを見守れるかあちゃんでありたいのだが、長男、次男の戦いを観てきたはずだし、現在進行中なのに、いつまで経っても慣れることはないようだ。男の子の戦いは本当に不思議。世界観が独特で、繰り返しになるのだが本当に不思議なのである。
いつか三男に反抗期なるものが訪れたら、例の動画を見せようかな〜なんて思った。かあさんの数年越しの反撃となるだろうか。
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