こんにちは、愉しいを創るコーディスポーツです!
今回は、幼児期の子どもにおすすめの体操を紹介します。
ご自宅で親子一緒に気軽に愉しくできるメニューばかりなので、ぜひご活用いただけるとうれしいです♪
目次
幼児の体操【各年代でのポイントを解説】
まずは、各年代で子どもが体操に取り組むポイントを見ていきましょう。
ちなみに「幼児=1歳から6歳頃」です。
それぞれ解説していきますね。
幼児向け体操|1歳頃〜のポイント
この時期に大切なのは、「親子の信頼関係を築くためのふれ合い遊び」です。
お父さんお母さんと子どもの身体を密着させたり、声かけをたくさんしてあげたりしながら、信頼関係を築いていくことがとても大事です。
幼児向け体操|2〜3歳頃のポイント
この時期のポイントは下記のとおりです。
・バランス感覚を養う体操
・回転や逆さ感覚を愉しく味わえる体操
すべての運動の基礎となる「バランス感覚」をこの時期から愉しみながら鍛えていくといいですね。
日常ではなかなか味わうことのない「回転感覚」や「逆さ感覚」にも、愉しみながら慣れていきましょう。
幼児向け体操|4歳〜6歳頃のポイント
4〜6歳頃で取り組む体操のポイントは、下記のとおり。
・勢いよく回転する体操
・物を自在にあつかう感覚を鍛える体操
・全身を上手にあつかえるようにする体操
では、次からおすすめの幼児向け体操を紹介します。
【幼児向けおすすめ体操】親子で愉しく運動神経UP!【11種紹介】
今回幼児向けに紹介する体操は下記のとおり。
①親子だるま
②楽ちんブランコ
③エアターミナル
④えんぴつ&だんごむし
⑤くるりんぱ(3種類)
⑥ぐらぐらバランス
⑦洗濯機
⑧棒ジャンプ
⑨タオルでボール投げ
⑩バケツキャッチ
⑪コースくん体操
順番に見てみましょう^^
①親子だるま
身体を丸めて「回転する感覚」が鍛えられる体操です。
まずは、親子で身体を密着させながら回転しましょう!身体を密着させることで子どももより安心できるので、自然に回転が愉しめるようになります。
【やり方】
①お父さんお母さんはあぐらをかき、子どもを足の上に乗せたら、子どもの身体を腕で覆うようにする。
②①の状態で、そのままうしろに倒れて前に戻るを繰り返す。
③円を描くように横にまわる(※反対まわりもおこなう)。
慣れてきたら1人でもチャレンジしてみましょう!
>>1人で「だるま」に挑戦
②楽ちんブランコ
スキンシップをとりながら、子どもは浮遊感を愉しめるようになったり、愉しく高い場所に慣れていく体操です。
お父さんお母さんは腰に負担がかかるので、くれぐれもケガには気をつけて無理せずにやってみてくださいね!
【やり方】
①子どもは体育座りをして、大人はうしろから子どもの足を持ち、そのまま身体を持ち上げる。
②ブランコのように左右にブラブラと振る。
*身体を前後に振ってあげたり、回転したり動きに変化を加えましょう。
はじめは低い位置からはじめて、慣れてきたら少しずつ高くしていきましょう。
③エアターミナル
スキンシップをとりながら「バランス能力」も鍛えられ、「高所感覚」にも慣れていく体操です。
ケガ防止のために、はじめは布団の上などでやるようにしてください。
【やり方】
①お父さんお母さんが座ってから、子どもをすねに辺りに向かい合うように立つ。
②子どもの両手をおさえながら、身体をゆっくり倒していき「すねの上」に子どもを乗せる。
③子どもは、両足でお父さんお母さんの足をギュッとはさみこむように身体を固定する。
※足を左右に揺らしたり、持ち上げたりしてみましょう。
④子どもは仰向けになり、③同様の動きをします。
⑤両足の裏に子どもの身体を乗せて、左右に揺らす。
⑥片手の上に子どものお腹を乗せる。
※難しければ両手でやりましょう。
⑦お父さんお母さんが座り、子どもを背中に乗せたまま立ち上がり、左右に揺らす。
⑧最後はゆっくりとしゃがみ、子どもは着地します。
④えんぴつ&だんごむし
「横方向への回転感覚」や「全身を伸ばしたり丸めたりする感覚」を鍛える体操です。
たくさん回転することで、前転や後転なども怖がらずにチャレンジできるようになりますよ♪
【えんぴつのやり方】
①寝転がり、両手を頭の上でそろえて足もピンと伸ばし横に転がる。
※難しい子どもは、はじめは転がしてあげましょう。
②①同様の姿勢になったら、手足を床につけないようにして横に転がる。
【だんごむしのやり方】
①仰向けになり、ひざを胸の辺りに抱え込み横に回転する。
※おへそを見ながらだと身体も丸まり、回転しやすくなります。
⑤くるりんぱ(3種類)
次は、子どもが大好きな回転する体操を3種類紹介します。
【くるりんぱ(3種類)のやり方】
①手をつないだまま前転する。
②向かい合って手をつなぎ、子どもは大人の身体を登っていき回転する。
※できる子はそのまま反対回りにもチャレンジしましょう。
③子どもの足と足の間で手をつなぎ、そのまま子どもの身体を持ち上げるようにし回転する。
⑥ぐらぐらバランス
すべての運動に欠かせない「バランス能力」、そして「四肢の筋力」も鍛えられる体操です。
お父さんお母さんもぜひチャレンジしてみてくださいね^^
【やり方】
①大人が腕立て伏せの姿勢になり、子どもは大人を押して倒す。
②①と逆に、子どもが腕立て伏せの姿勢になり、大人が押して倒す。
③大人は床に座り、手を横に広げ両足を上げた姿勢をキープ。子どもは大人を押して倒す。
④いろいろな姿勢で交代しながらチャレンジ!
⑦洗濯機
側転や前転、後転につながる体操で「回転感覚」を愉しく鍛えていきましょう!
じゅうたんやカーペットの上だとうまく回れないので、フローリングなど身体がすべりやすいところでやりましょう。
【洗濯機のやり方】
①子どもは、頭上で大人の人差し指をやさしく握る。
②①の状態でくるくると回転させる(※左右それぞれ回転させる)。
③目を閉じた状態で回転する。
④子どもは座り、①と同様に大人の人差し指をやさしく握る。
⑤子どもは足を軽く上に持ち上げ、くるくると回転する。
⑥子どもは仰向けに寝転がり、①同様大人の人差し指をやさしく握る。
⑦子どもはひざを持ち、頭を少し上に上げる。その状態で大人がくるくると回転させる。
⑧棒ジャンプ
「ジャンプ力」を鍛える体操です。リズムよく、タイミングを合わせてジャンプする感覚も身につきます。
新聞紙を棒状に丸めたものをご用意ください。
【棒ジャンプのやり方】
①大人は新聞紙棒を床に沿って動かし、子どもは棒に当たらないようにジャンプ。
※慣れてきたら、スピードに緩急をつけてやりましょう。
②新聞紙棒が下からきたらジャンプ、上にきたらしゃがむ。
※逆まわりもおこないましょう。
③踏み切りのように棒を上下に動かし、子どもは当たらないように通過する。
⑨タオルでボール投げ
「道具をあつかう感覚」を養うボールを使った体操です。
2人でタイミングをそろえるので「リズム能力」も鍛えられます。
風船やボール、タオルをご用意ください。
【タオルでボール投げのやり方】
①タオルの上に風船を乗せる。
②タオルの両端をそれぞれ2人で持ち「せーの」で風船を上に投げ、タオルでキャッチする。
③目を閉じてボールを上に投げて、目を開けてからキャッチ。
④座った姿勢からボールを投げ、素早く立ち上がってからキャッチ。
⑤ボールに変えてチャレンジ。
※難しければ、大きめのタオルに変えてもOKです。
⑩バケツキャッチ
「物を扱う感覚」や「物と自分の距離を測る感覚」が鍛えられる体操です。
ボール、バケツやコップ、フラフープなどをご用意ください。
【やり方】
①手で輪っかをつくって、飛んできたボールを腕に通す。
②フラフープなどに道具を使って、飛んできたボールを真ん中に通す。
③飛んできたボールをバケツでキャッチ。
④うしろ向きになり、合図で前を向きボールをキャッチ。
⑤座って待ち、合図とともに立ち上がりボールをキャッチ。
⑥コップでボールをキャッチ。
⑪コースくん体操
最後はコーディスポーツオリジナルの体操(幼児向け簡単バージョン)です!
親子で一緒に愉しく踊りましょう♪
最後に、幼児期の体操のメリットをお伝えします。
幼児体操の3つメリット
下記のとおりです。
①自主性を育む
②健康な身体づくりにつながる
③効果的に運動神経が高められる
愉しく運動に取り組むことで「できた」という自信にもつながり、子どもの自主性を育みます。
また、幼児期は健康な身体づくりにつながるだけでなく、運動神経を効果的に高められる時期でもあります。
幼児期は神経系が発達する時期
幼児期は「プレゴールデンエイジ」と呼ばれ、神経系が発達する貴重な時期です。
>>参考:プレゴールデンエイジとは?【おすすめの運動もご紹介】
体操でなくとも、遊びの中で運動神経を高められるので、今回紹介したような愉しみながらできる方法はとてもおすすめです。
まとめ:幼児期に愉しく体操をして運動神経を効果的に高めよう!
今回は、お家の中でも簡単にできる幼児向けの体操を紹介しました。
体操に取り組む前は、かならず安全な場所を確保してケガに注意してくださいね!
ぜひ、幼児期から愉しく体操していきましょう♪
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