こんにちは、愉しいを創るコーディスポーツです!
今回は、幼児期の子ども達が縄跳びにチャレンジする時に「簡単にできる縄跳び」から「前跳び」につながるような練習法を紹介します。
「幼児期の子どもに対して、どのように縄跳びを教えたらいいんだろう?」
そんな幼稚園の先生や保育士さん、そして、お父さんお母さんにぜひ参考にしていただけたらうれしいです!
目次
【縄跳び】幼児期のポイント
まずは下記2つのポイントが大切です。
ポイント①:縄に慣れること
ポイント②:愉しみながらやること
はじめからあまり口を出しすぎないように、はじめは子ども達が愉しめるようにやっていきましょう!
また、「跳ぶ動き」「縄を回す動き」をわけて愉しく練習していきましょう!
【縄跳び】幼児向けのおすすめ練習法【6種類】
今回紹介する方法は下記のとおりです。
①縄を床に置いて左右にジャンプ
②拍手しながらジャンプ
③縄を片手で回す
④大人と一緒に回す
⑤前跳びのポイント
⑥走り跳び
まずはこちらの動画をご覧ください↓
動画の内容をテキストでまとめます。
幼児縄跳び練習①縄を床に置いて左右にジャンプ
縄跳びを始める時、いきなり縄を回しながら跳ぶのはけっこう難しいです。
なので、縄を「回す」のと「跳ぶ」のを別々に練習します。まずは跳ぶ練習からしていきましょう。
縄を跳ぶ時に大切なのは、バランスを崩さないこと。
バランスを崩すと連続して縄を跳べません。バランスを崩さないようにするためには、頭を動かさないようにすることです。
【やり方】
①縄を床に一直線に置きます。
②両足ジャンプで床にある縄を左右に跳び越えます。(10回ジャンプ)
※まずはゆっくりでOKです。
慣れてきたら、頭を動かさないようにまっすぐ前を見てやってみましょう。
頭を動かさないでジャンプすると、うまくバランスが取れて連続して縄を跳べます。
幼児縄跳び練習②拍手しながらジャンプ
「①縄を床に置いて左右にジャンプ」ができるようになってきたら少し変化を加えます。
縄を「跳びながら」「拍手する」という2つの動作を組み合わせましょう。
縄跳びも、ジャンプしながら縄を回しますよね。2つの運動を同時にやるのは、幼児期の子どもにとっては難しいこと。ですので、まずは動きをバラバラにして、少しずつ付け加えるようにやっていくと子ども達も愉しみながら取り組めます。
【やり方】
①床に縄を「一直線」にして置きます。
②両足ジャンプで床にある縄を左右に跳び越える時に、拍手をします。(10回ジャンプ)
ここでも大切なのは頭を動かさないこと。
できるようになってきたら、スピードアップしてみましょう!
簡単なことから始めて少しずつ条件をつけていくと、最終的に速くジャンプできるようになっていきます。
幼児縄跳び練習③縄を片手で回す
今度は縄を回す練習をします。
幼児年代の子ども達は、道具を扱うことはまだまだ難しいです。ですので、まずは簡単に片手で回す練習をしていきます。
いきなり両手を使って縄を回すのは難しいので、はじめは片手で練習していきましょう!
【やり方】
①縄跳びを半分にしてから、片手で縄を持ち身体の横で回します。(前後10回ずつ)
②反対の手でも①同様に縄を回します。(前後10回ずつ)
※後ろ回しになっても気にしなくて大丈夫です。人間は手を下から上に上げる動作のほうが簡単なので、はじめは後ろ向きで縄を回す子どもも多いものです。
※慣れてきたら縄を前に回してみましょう。
縄を前に回すのは意外に難しいこと。
しかし、前と後ろどちらも回す練習をすることで「後ろ跳び」も「前跳び」もできようになっていくので、前と後ろどちらでも縄を回せるようにしていきましょう!
また、利き手だけでなく、左右の手どちらも上手く使えるようになると上手に縄を跳べるようになるので両手とも同じように練習していきましょう!
幼児縄跳び練習④大人と一緒に回す
今度は、先生やお父さんお母さんと一緒に縄を回しながらやる練習です^^
子どもが大人の縄の回し方を見て、縄を回すイメージがつきやすくなります。
【やり方】
①縄の端っこ片方を子どもが持ち、もう片方を大人が持ちます。
②子どもと大人が向かい合い、対面した状態で円を描くように縄を回します。
※大人は子どもに合わせて、縄を小さくゆっくり回してあげましょう。
③反対の手でも②同様に縄を回します。
※縄を回すのは、同じ方向だけではなくて反対方向でも回すようにしましょう。両方の回し方をやると子ども自身で縄を回す感覚がつかめるようになります。
はじめに「2人で合わせてゆっくり縄を回そうねー」などと声かけしてあげましょう。
子どもが縄の回し方に慣れてきたら、少し小さく縄を回すように促してあげます。はじめは腕全体で縄を回していると思うので、ひじから下の部分で縄を回せるようにしていきましょう。
幼児くらいの子ども達は1人で縄を回すのは難しいので、はじめは一緒に回してあげることによって縄の回し方やリズムを知ることができます。
ぜひ一緒にやってみてください^^
幼児縄跳び練習⑤前跳びのポイント
ここまで「頭を動かさないようにジャンプする練習」と「縄を回す練習」それぞれしてきました。
いよいよ「前跳び」です。まずは、縄を回しながら跳ぶ感覚を身につけていきましょう。はじめは、「前跳び」でも「後ろ跳び」でも大丈夫です。
【やり方】
①子ども1人で縄跳びを持ち、まずはゆっくり10回跳びます。
※はじめは縄が来てから跳んでみましょう。最初は縄が足にぶつかるかもしれませんが、足にぶつかってから跳ぶ形でOKです。
②今度は静かに縄を跳び越えます。
※静かに跳ぶには、かかとを地面につけないように少しかかとを上げるようにしましょう。
できるようになってきたら、足に縄がぶつかる前に跳ぶようにします。
その時のポイントは、縄が自分の「目の前」に来たらジャンプするようなイメージです。
縄が下に来た時点で跳ぼうとすると足にぶつかってしまうので、縄が目の前を通り過ぎたら跳ぶようなイメージでやりましょう。
また、静かに跳ぶようにすると、リズムよくジャンプできるようになり上手に縄を跳べるようになります。慣れてきたらぜひ静かに跳ぶ練習もしてみてください♪
幼児縄跳び練習⑥走り跳び
次は変化として、走りながら縄を跳ぶ練習をしていきます。
その場で縄を跳ぶのはけっこう難しいですが、縄を跳び越える経験をたくさんすることがとても大切です。その場で縄を跳ぶのが難しい子は、まずは「走り跳び」をやってみましょう。
【やり方】*コーンなどで、スタートとゴールを用意します。
・走りながら同時に縄を回して、縄を跳び越えるようにしながらゴールまで進んでいきます。
慣れてきたら、姿勢を意識しながらやってみましょう!
子どもには「下を見ながらではなくて、まっすぐ前を見ながら前に進んでみようね」などと声かけしてあげてください。
まとめ:幼児期の縄跳び練習では「愉しく縄に触れる」ことが大事!
今回は、幼児向けのおすすめ縄跳び練習法を紹介しました。
お伝えしたように幼児期の子どもにとっては、いきなり縄を回して跳ぶのは難しいです。
ですので、今回紹介したように「縄を跳ぶ動作」と「縄を回す動作」を別々にして練習してみましょう。
ポイントとしては、下記のとおりです。
①バランスをとる
バランスがとれないと、うまく跳べません。
②いろいろな縄の回し方を経験する
縄をうまく回すためには重要なことです。
③身体をまっすぐに姿勢を保つ
頭が下がってしまったり、身体が後ろにのけぞったりするとうまく縄を回せません。
上記のポイントをおさえつつも、まずは子どもが愉しく縄に触れられることから始めてみてくださいね♪
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