こんにちは、愉しいを創るコーディスポーツです。
今回は、幼児向けの簡単にできるラダートレーニングのメニューを紹介します。
本記事では、幼児期にラダートレーニングを取り入れるメリットやトレーニング時の大事なポイントも解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
目次
ラダートレーニングを幼児期に取り入れるメリットとは?
幼児期にラダートレーニングを導入する大きなメリットは下記2つです。
メリット①:神経系の能力を高める
メリット②:足が速くなる
ラダー自体、スポーツ選手などが神経系の能力を高めるために取り入れているツールです。
そこで、幼児期は一生のうちで神経系がもっとも大きく発達する貴重な時期であるため、ラダートレーニングを取り入れることは運動神経を効果的に鍛えるために最適とも言えますね。
また、ラダートレーニングは「走る能力」を高める運動遊びとして効果的だという研究結果もあります。
ですので、ラダートレーニングを幼児期から取り入れることで運動神経を効率的に鍛えられ、走力も身につけられるメリットがあります。
ということで、かけっこが速くなりたい子はラダートレーニングを取り入れるのがおすすめ^^!
ただし、幼児期においてのラダートレーニングでは気をつけるべきこともあります。
ラダートレーニングを幼児期におこなう際の注意点
大きな注意点としては下記のとおり。
・THEトレーニングにしない
・長時間おこなわない
上記のとおりです。
大人のように「THEトレーニング」にならないように注意しましょう!
なぜなら、幼児期は遊びを通してさまざまな運動経験を積むことが大切だからです。
幼児のラダートレーニングは短時間で!
また、幼児期においてラダートレーニングは短時間でおこなうのも大切なポイント。
具体的には5〜10分程度です。
単調な繰り返しの運動では子ども達はすぐに飽きますし、つまらないと思ってしまっては自発的にやらなくなってしまいます。
ですので、子どもたちが愉しく、かつ、集中しておこなえる範囲でラダートレーニングを取り入れるようにしましょう!
では、次項から幼児向けのラダートレーニングメニューを紹介します。
【ラダートレーニング】幼児向けのメニュー【おすすめ5選】
今回紹介するメニューは下記のとおりです。
①グージャンプ
②グーパージャンプ
③ケンパージャンプ
④グー横ジャンプ
⑤ヒップチェンジ
ラダートレーニング専用のラダーがなければ何か目印になるものを置いたり、室内であればビニールテープなどを床に貼るのもOKです^^
ラダートレーニングのポイント4つ
上記のラダートレーニングをおこなう時に、下記の4つのポイントを意識してやっていきましょう!
①はじめはラダーを踏まないようにゆっくり正確におこなう
②できるようになったらスピードアップする
③頭を動かさないようにジャンプする
④かかとを少し持ち上げてジャンプする
まずは下記の動画をご覧ください。
動画で説明している内容を書き出しておくので、こちらもご確認ください♪
①グージャンプ
まずは簡単なものからやっていきましょう!
【グージャンプのやり方】
・両足をそろえたまま、1マスずつジャンプしていきます
両足ジャンプは簡単なので、まずはラダーを踏まないことを意識してやっていきましょう!上半身を前傾しすぎないようにすることも大事なポイントです。
②グーパージャンプ
【グーパージャンプのやり方】
・足を「グー(両足を閉じる)」→「パー(両足を左右に開く)」と交互にしながらジャンプしていきます
※すべてのマスに「グー(両足を閉じる)」で入るようにしましょう。
できれば股関節を使えるように、「パー」の時は大きく開脚することを意識させてみてください。
また、足を開く時(パーにするタイミング)に、バランスを崩さないように気をつけましょう!
③ケンパージャンプ
ケンパージャンプでは、片足でのバランス感覚も鍛えていけます。
【ケンパージャンプのやり方】
・「片足(ケン)」→「パー(両足を左右に開く)」と交互に繰り返しながらジャンプしていきます
※右足でケンしたら、次は左足と片足になる足が交互になるようにやりましょう。
「両側性」と言って、左右ともバランスよくおこなうことで運動神経もより鍛えられていきます。
④グー横ジャンプ
身体の軸をつくる動きです。サッカーやバスケットボールをする時のフェイント上達の土台ともなります♪
【グー横ジャンプのやり方】
・両足をそろえてマスの中に「入る」→マスから「出る」を繰り返しながら前を向いてジャンプしていきます
※すべてのマスに入るようにしましょう。
身体が前傾しないように、うまくバランスをとってジャンプしていきます。
右側、左側両方ともおこないましょう!
⑤ヒップチェンジ
身体をひねる運動で、ボールを投げる力や蹴る力の向上にもつながります!
【ヒップチェンジのやり方】
・前後のマスに右足、左足がそれぞれ入っている状態で横を向いて立ち、うしろにある足を身体をひねると同時にひとつ前のマスに持っていきます。それを繰り返しながら前進していきます。
※できれば上半身はしっかり正面を向いた状態で、下半身だけをひねるようにしましょう。
ポイントとしては、身体をひねる時につま先も反対側に向けることです。
そうすることで身体も自然にひねれるようになります。
以上、ラダートレーニングの幼児向けメニュー5つを紹介しました。
【ラダートレーニング】幼児向けメニューのポイントまとめ
最後にポイントをまとめます。
①まずはラダーを踏まないようにゆっくり正確におこなう
②できるようになったらスピードアップする
③頭を動かさないようにジャンプする
④かかとを少し持ち上げてジャンプする
身体がフラフラしないようにジャンプすることが大事
ラダートレーニングをやる時は、頭が前に倒れた状態にならないように身体が前傾しないように注意しましょう!
身体が前傾してしまうと身体がフラフラしてしまうので、身体はまっすぐにしたままジャンプしていくことが大切です。
また、できるだけ頭を動かさないようにすることでバランスをとるのも大事なポイントです。
かかとを少し上げながらやることで足の速さにもつながる
足の裏が全部地面についてしまうと速く走ることつながらないので、かかとを少し持ち上げてやりましょう
子どもたちに「静かにやってみようね」と伝えると、自然にかかとも持ち上がると思うので、ぜひそのような声掛けをしてみてください^^
ラダーは自分の身体を思ったとおりに動かすトレーニング
いろいろなポイントをお伝えしてきましたが、練習していればだんだんとできるようになっていきますので焦らずに取り組んでいきましょう♪
特に幼児期は愉しく身体を動かすことがなにより重要なので、大人のようなしっかりしたトレーニングにならないように子ども達の様子を見ながら臨機応変にラダートレーニングを取り入れていきましょう!
⬇︎おすすめのラダーはこちら⬇︎
弊社コーディスポーツのYouTubeチャンネルでは、おうちでもカンタンに運動神経を鍛えられる方法をたっぷり紹介しています。ぜひご覧ください^^
■子どもの運動におすすめの一冊
ラダートレーニング以外にも、運動神経を鍛える運動をまとめた書籍を出版しました!
コーディスポーツおすすめの運動50個を写真と動画で解説してあります。
よければこちらもご覧ください。
【お問い合わせはこちら】
↓コーディスポーツの公式LINEアカウントはこちら↓
*登録は無料で簡単にできます。
*解除もいつでもできますので、お気軽にご登録ください。
【子育て情報満載!】各種SNSで情報発信中!
コメント