「運動神経が悪いんですよ」
と沢山の保護者の方から相談を受けます。
「運動神経」
とは何なのか。
「運動神経」がわるい?
のではなくて、
脳の中での神経回路がつくられていない
又は、神経の伝達のスピードと精度が精錬されていない
「運動神経」は生まれた時から決まっている
→自分がそうだったから
という意見をたくさん聞きます。
その気持ちすごくわかります。
運動ができなくて、動くのが嫌いになったり、先生に怒られたり、笑われたり。
とくに学校体育における
「できる」と「できない」の線引きはシビアですからね。
いつからできるできないで評価しなくてはならなくなったのでしょうか?
私自身は小学校低学年の時には、学校にも行かず…
それはそれは近所では有名な悪ガキでした。
今思えば、本当に。
車のフロントガラスにのってジャンプしフロントガラスを割ってしまったり…
畑で栽培中のジャガイモの苗を全部収穫してしまったり。
とても誇れる人間ではなかったです。
運動は毎日畑を走り回ったり、塀・石垣から飛び降りたり、木から木へ飛び移ったり…そして転落したり。
自然を相手に遊んでいた毎日でした。
だから自然と色々な動きを体験していたのでしょう。
運動神経とは、何もない道を開拓していくのと同じく
まずは、その動きを体験して道をつくらないといけない。
次に何度もその動きを体験していくうちに、生い茂っていた草とかが折れたり、擦り切れたりすることでなんとなく、道になっていきます。
そしてその道を舗装して、通り易いようにします。
そこを自転車で通るのか、車で通るのか、新幹線で通るのかによって、その動きのスピード正確さが決まってきます。
特に小学校低・中学年くらいまでは、
この神経回路(神経の道)
をたくさん作る(色々な動きを体験する)
ことが大切となってきます。
大人の多くは、こどもに「真剣さ」を求めます。
確かにそれはとても大切な部分です。
しかし、それだけでは子ども「らしさ」がないです。
子どもは「遊びを考える天才」です。
いや「遊びを愉しくできる天才」です。
この遊びの中に、神経をきたえる大切なヒントがあります。
今は時代が早い時期にスポーツを始めた方がいいという風潮にあります。
ぼくは全くそうだとは思わない。
早い時期にスポーツばかりやっていては、故障も増えますし、何より選択肢が狭まります。
その道で食べていければいいし、故障せずに行けば最高です。
でもはっきり言ってそんなのは奇跡に近いです。
それよりも「動くのって愉しいな」
と思えるようにしてあげること。
そして、それは考え方ひとつで変わります。
「運動とは本来自由なもの」
本来スポーツも運動も「遊び」でしかないのです。
その遊びの部分を子ども達が体験し、そしてさらに運動神経を鍛える手伝いをする。
ぜひともこういう教室が増えていけばとおもいます。
一つの競技を行うことは悪いことではないですが、
目次
いろいろな選択肢を未来ある子どもに与えてあげること
の方が大切だと考えています。
ご興味ある方は以下までお問い合わせを!!
火曜又は木曜日コース (臨海校)
15:00~幼児
15:50~小学1.2年生
16:50~小学3~6年生
新規申し込み・お問い合わせは2/22~(2/20号の区報 広報江戸川に掲載予定)
江戸川区臨海球技場(03-3680-9251)まで
水曜日コース (水辺校)
15:30~小学1.2年生
16:40~小学3~6年生
新規申し込み・お問い合わせは2/22~(2/20号の区報 広報江戸川に掲載予定)
※時間の変更の可能性あり
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