こんにちは、愉しいを創るコーディスポーツです!
今回は「練習してもなかなか逆上がりができない、、、」という子ども達の悩みを解決するために逆上がりの練習方法やコツを動画付きでわかりやすく解説していきます。
ぜひ参考にしていただけるとうれしいです♪
目次
逆上がりのコツを徹底解説
いきなり逆上がりの練習をしてもなかなかうまくできないことも多いと思います。
なので、逆上がりを確実にできるようにするまでの方法を下記の流れで解説していきます!
・逆上がりにつながる運動
・逆上がりの練習方法
・逆上がりに不可欠な2つのコツ
適切なステップを踏むことで、誰でも逆上がりができるようになります!
まずは逆上がりを練習する前に取り入れてほしい運動から紹介していきます。
逆上がりにつながる運動4選
逆上がりを練習する前におすすめの方法は下記4つ。
①タオルで魚釣り
②地球回り
③豚の丸焼き
④忍者修行+前回り
それぞれ見ていきましょう。
①タオルで魚釣り
まずは鉄棒を使わずにおうちでもできる方法からご紹介。
タオルを使って簡単にできるのでおすすめです。
体幹が鍛えられて、握力もつき、腕を曲げてやることで逆上がりの上達にもつながります!
フローリングなど身体がすべりやすい場所でおこなってくださいね。
【やり方】
①子どもは床に仰向けに寝転び、タオルの端っこを握る。
②親は子どもが握っているタオルの反対側の端っこ部分を持ち、子どもを引っ張りる。
③子どもはうつ伏せで床に寝転びタオルの端っこを握る。
④②と同様におこなう。
⑤子どもは座って足を上げた状態でタオルを握る。
※足を持ち上げた状態のままにするのが難しければ、足をタオルにかけてもOKです。
⑥②と同様におこなう。
⑦最後は⑤の姿勢で目を閉じておこなう。
※子どもが恐がるようであれば、ゆっくりタオルを引いてあげましょう。
お父さんお母さんはタオルを引っ張って、いろいろな方向に動いたりスピードアップしたりしてみましょう!
②地球回り
次は鉄棒を使った方法で、身体を横に回転させる「地球回り」です。
逆上がりにつながる腕の力が鍛えられるだけではなく、
・腰を上げ続ける感覚
・逆さ感覚
を養います。
【方法】
①鉄棒を持ち、手の外側に足がくるように片足ずつ鉄棒に足をかける。
*ひざの裏側が鉄棒につくようにします。
②両足をかけたら手を「バッテン」にするようにして鉄棒を持つ。
③バッテンにした手を大人が持ってあげて、子どもは足を鉄棒から離してクルッと横に回る。
*【ポイント】おしりを持ち上げたまま回る。
④足は曲げたまま、まずは手を離しマットに着けてから足をおろす。
子どもが鉄棒に逆さにぶら下がる時に、背中を支えてあげるように補助します。
子どもが慣れるまでは横に回る時に手をおさえてあげて、おしりも支えてあげながら回れるようにしてあげましょう。
③豚の丸焼き
鉄棒が苦手な子どもでも愉しく取り組めて、かつ「逆上がり」の上達にもつながるのでぜひ取り入れていきましょう!
詳しくは下記の記事もご覧ください。
>>参考:豚の丸焼きで鉄棒に慣れる!【逆上がりにつながるコツも紹介】
④忍者修行+前回り
逆上がりに必要な鉄棒に身体を引き寄せる感覚を身につけられる方法です。
【やり方】
①鉄棒に跳び乗り、腕をピーンとしっかり伸ばしてツバメのポーズ。
②ツバメのポーズのまま左右に移動する。
③左右横に移動したら鉄棒中央に戻り前回りする。
④ツバメのポーズをしてからゆっくり前回りをして、腕を曲げたまま鉄棒に5秒間ぶら下がる。
上記4つの方法のように、まずは愉しく鉄棒にふれあいながら腕の力を鍛えていきましょう!
逆上がり上達のコツと練習方法【教え方と補助方法も解説】
まず、逆上がり習得に必須となる下記2つの動きを身につけるための練習をしていきましょう!
①鉄棒に身体を引き寄せる(近づける)
②足をうしろに蹴り上げる
逆上がりはおへそを鉄棒にくっつけないとうまく回れませんので、はじめはおへそを鉄棒にくっつけられるように練習します。
さらに、足をうしろに蹴り上げられるようになると逆上がりを1人でできるようになっていきます。
逆上がりに絶対必要な感覚はこれ!
まずはできるだけ低い鉄棒で練習しましょう。
マットなどを積んで高さを調整するのもいいですね。
【練習方法】
①鉄棒を両手で持ち寝転がるような姿勢になりブリッジするように身体を反っておへそを鉄棒に近づける。
②おへそを鉄棒に近づけたら足をうしろに蹴り上げる。
③①と同様に寝転がるような姿勢になり鉄棒を持ったら、身体をななめにして足をうしろに蹴り上げる。
はじめは身体がのけぞるような姿勢から始めていきましょう。
できるようになってきたら身体をまっすぐにして、足を蹴り上げる練習です。
逆上がりは身体をまっすぐにしたまま回るので、その感覚を少しずつ練習して身につけていきましょう!
逆上がりに必要な腕を曲げ続ける感覚を身につけよう!
つぎに、腕の力を鍛えながら逆上がりをする練習方法です。
さきほど同様に鉄棒に身体を引き寄せる感覚と合わせて、腕を曲げ続ける感覚も身につけていきましょう。
これができるようになれば、もう逆上がりマスター目前!!
【練習方法】
①鉄棒を持ち、腕を曲げた状態で身体を鉄棒に近づける。
②3秒間①の状態で鉄棒にぶら下がる。
③3秒間キープしたら、おへそを鉄棒にくっつけてうしろに回る。
補助方法として、はじめは子どもの身体を鉄棒に引き寄せてあげると子どもも鉄棒にぶら下がりやすくなります。
また、いきなり自力でうしろには回れないと思うので、できるようになるまでは足と背中を支えてあげるように補助してあげましょう。
身体を鉄棒に近づけられるようになると自分の力で逆上がりできるようになります。
逆上がりをマスターするコツ【おさえるべきポイント2つ】
逆上がりでおさえるべきポイントは下記2つ。
①足を前後に開く
②おへそを鉄棒にくっつける
上記2つのポイントができれば、逆上がりもマスターできます。
おへそを鉄棒にくっつけるというのは何度もお伝えしてきましたが、それほど逆上がり上達には欠かせないポイント。
上記2つのポイントを意識しながら練習していきましょう!
【練習方法】
①足を前後に開いて鉄棒を持ち「せーの」で足を蹴り上げる。
*子どもの背中を手で支えてあげましょう。
②おへそを鉄棒にくっつけてうしろに回るように補助する。
③子どもの足を押さえてあげながら身体を起こしていく。
④足を前後に開いて鉄棒を持ったら、まず勢いをつけるために前の足を一度上げて地面に着いたらうしろにある足を蹴り上げて回る。
⑤④と同じように逆上がりを3回連続でおこなう。
*鉄棒から降りたらすぐに足を蹴り上げて回るようにしましょう。
はじめは、子どもの背中を持ち補助してあげながら身体を回してあげて逆上がりの「回る感覚」を愉しんでできるようにしていきましょう!
できるようになってきたら、前の足を上げて自分で勢いをつけて逆上がりします。
前にある足を上げてからうしろにある足を蹴ると勢いをがついて回りやすくなりますね。さらに、慣れてきたら連続で逆上がりしていきましょう。連続で回れるようになるとさらに勢いがついて回転しやすくなります。
ここまで練習すれば逆上がりマスター間違いなしです♪
紹介した練習をしていけば、自然と逆上がりはできるようになりますが、念のためチェックすべきポイントも書いておきますね。
逆上がりができない原因【注意すべきポイント2つ】
逆上がりでうまく回れるコツと練習方法を見てきたので、最後に逆上がりを練習する時に注意して見ておくべきポイントにも軽くふれておきます。
逆上がりの練習で注意すべきポイント2つ
下記のとおりです。
①腕が伸びてしまっていないか?
②身体が鉄棒から離れてしまっていないか?
練習方法を見てきたとおり、「腕をしっかり曲げること」「鉄棒に身体を引き寄せる(近づける)こと」が大切でしたね。
もしも、逆上がりがなかなかうまくできない子の場合は上記のポイントを意識してチェックしてみてください。
逆上がりにタオルを使った練習方法は?
逆上がりの補助道具としてタオルを使った方法もあります。
もちろんタオルを使うことで逆上がりの感覚をつかむこともできますが、できればタオルに頼らずにできたらいいかなと思います。
段階を踏んで上達するプロセスが大事
ここまで逆上がりのコツや練習方法を紹介してきましたが、身体を引き寄せる感覚や腕の力が鍛えられれば逆上がりはできるようになります。
ただ、はじめからタオルを使ってしまうと身体を引き寄せる感覚や腕の力が鍛えづらくなってしまいます。
一つひとつ自分の感覚として身につけていくことが大切だと考えているので、タオルを使った練習は回る感覚を身につけるための最後の手段くらいに考えておいてもいいかなと思います!
まとめ:逆上がりのコツをおさえて練習すればマスターできる!
今回は鉄棒の逆上がりのコツや練習方法を解説しました。
適切なステップを踏んで練習していくことで、今逆上がりができない子でも絶対に逆上がりはできるようになります!
子ども達にとって、自分の力でできるようになったというひとつの小さな成功体験は成長していくうえで欠かせないもの。
ですので「できる」「できない」という視点にとらわれずに、子どもの気持ちに寄り添いながらぜひサポートしていってあげてくださいね^^
関連記事>>:【足抜き回り】鉄棒での回転感覚に慣れよう!【練習方法を解説】
関連記事>>:【鉄棒】こうもりの練習方法&コツをわかりやすく解説!
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