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運動神経を鍛える【コーディネーショントレーニング】

こんにちは、愉しいを創るコーディスポーツの大地コーチです。

運動神経をよくしたい!運動が上手くなりたい!
これは多くの子どもたちの願い、そして親の願いではないでしょうか?

運動神経ってどうやったらよくなるの?
運動が上手くなるって何すれば良いの?

そんな疑問に答えるのが「コーディネーション能力」です。
今回はコーディネーション能力について、解説していきます。

 


① 運動神経がいい?そもそも運動神経ってなに?


よく運動神経がいいよね?という言葉を耳にしますが、どういうことでしょうか?
まずその前に運動神経ってなんなのか?というところからお話しします。

運動神経ってなに?

『運動神経(うんどうしんけい、ラテン語: nervus motorius)とは、体や内臓の筋肉の動きを指令するために信号を伝える神経の総称である。頭部では脳神経、体部では脊髄神経として、中枢から離れて末梢に向かうので、遠心性神経という名称でも呼ばれる。
ウィキペディアより引用

少し難しいですね…要約するとこのようになります。

身体を動かす時は、脳などの神経が神経回路を通して筋肉に電気信号による指示を出します。その指示が筋肉に伝わり、「身体が動く」メカニズムです。つまり、運動神経が良いとはこの神経回路がよく発達していることです。

結論から言うと…運動神経が良いというのは「動きを巧くコントロール」できることです。

具体的には…
①自分の思った通りに身体が動かせる
②力の調整、コントロールがうまい

つまり運動を最適化し、無駄なく出力できる【運動できる】ことです。

ここで間違えないでいただきたのは、走るのが速い=運動神経がいいということです。

走るのが速いというのは、筋力などの遺伝的な要素も強く、動きのうまさというよりは、筋力の強さ・力強さです。
これは両親から受け継いだ、筋力【遅筋と速筋】の比重にもよります。
※遅筋…持続的にゆっくりと動く筋肉 速筋…瞬間的に速く動く筋肉

 


② 「コーディネーション能力」は動きを巧くコントロールする力


「コーディネーション能力」は動きを巧くコントロールする力

動きを巧くコントロールするのが、コーディネーション能力と言われる力です。

運動を7つのコーディネーション能力に分類しています。全ての運動がこの7つの能力に分類することができます。


① バランス能力
動きの基礎となる能力。全ての運動のレディネス【前提条件】であり、2足歩行の人間にとって、必要不可欠な能力になります。バランスをとり、姿勢を保つのもそうですが、ボールなどを避ける、鬼ごっこのタッチから逃げる際にバランスを崩しすこともバランス能力の一種です。


② リズム能力
目や耳などの五感で、音楽や相手の動きなどの刺激を感知し、その刺激に無駄なく自分の動きを合わせる能力です。動きの真似をする際に必要となる能力です。動きの真似をすることが上手い子は、相手の動きのリズムを自分に合わせるのが上手い子です。リズム能力が高い子は真似がうまく、上達するのが速くなります。


③ 反応能力
音や合図などの外的な刺激に対して、素早く、正確に身体を動かす能力。動くだけではなく、止めることも大切になる能力。例えば野球のピッチャーが投げたボールを打たないなど


④ 定位能力
自分と他人との位置関係を正確に把握する能力。鬼ごっこやサッカーなどで、相手との距離感を掴むことで鍛えられる。この能力に優れていると、ゴール型のスポーツ(サッカー、フットサル、バスケットボールなど)において有利になると考えられている。サッカーのイニエスタ選手や中村憲剛選手などはこの能力が高いとされる


⑤ 分化能力
自分と道具との距離感を正確に把握し、扱う能力。道具を使うことで鍛えられる。道具を扱う上で力を調整することがとても大切になる。力を分けることで、どれくらいの力で、どれくらいの範囲で扱えば、良いのかを分ける能力になる。定位能力と密接な関係があるとされている能力である


⑥ 変換能力
素早く、正確に動きを切り替えたり、同調させたりする能力。フェイント。反応能力と密接な関係がある。メッシ選手はこの能力が高いとされています。上半身の動きの切替で相手を抜き去ることが得意です。


⑦ 連結能力
2つないし3つなど複数の動きを無駄なく同調させる能力。7つの能力の中で、一番難しい能力とされる。


 

運動をする際にこの7つの能力でどの能力が足らないのかを把握できると、自分はどの能力が不足しているかをイメージしやすくなり、課題をより明確化できます。

ちなみに僕はリズム能力が低い傾向にあります笑

 


③ 運動神経を鍛える「コーディネーショントレーニング」


運動神経を鍛える「コーディネーショントレーニング」コーディネーション能力を高めるのがコーディネーショントレーニングです。
このコーディネーショントレーニングの考え方は「1つの動きに囚われない」ことにあります。

例えば「投げる」運動について練習するとします。

普通は、同じ投げ方で何度も何度も繰り返し、反復し、動きを習得するという星飛雄馬のようなトレーニングを思い浮かべる方が多いと思います。
かなり根気・根性・身体の強さが必要になります。

それに対してコーディネーショントレーニングは「動きに変化をつけて、イレギュラーを創る」ことで、運動のバリエーションを増やしていきます。そのバリエーションが増えれば、脳の神経回路が増え、色々な動きの獲得につながります。

そして、何より愉しい!!!!!!

後ろ向きで投げたり、目を閉じて投げたり、色々な面白い動きを取り入れることができる。

このように様々な動きを体験し、体得することで

①思った通りに身体が動かせる
②力の調整がうまい

に繋がるのです。

運動神経を鍛える「コーディネーショントレーニング」


 

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【会社名】株式会社コーディスポーツ
【代表取締役】寺尾 大地
【事業内容】幼児・児童体育、各種体操教室、イベント企画・運営、指導者研修、栄養指導
【営業時間】平日9時~19時、土曜日9時~13時(日曜・祝日休み)

寺尾 大地

寺尾 大地

[ゴリラコーチ] 愉しいことは続きます!上手くなることも大切ですが、身体を動かす愉しさを一緒に味わいましょう!!

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