こんにちは、愉しいを創るコーディスポーツです。
今回は、幼児や小学校低学年(1、2年生)の子どもにオススメのボールの投げ方練習方法やコツを解説します!
「ボールを上手に前へ飛ばせない」
「ボールの投げ方を上達させたい!」
「少しでも遠くにボールを投げられるようになりたい!」
このような思いを持っている子に役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
本記事では、おうちの中でも安全にできる方法を紹介していきます。
目次
自宅でできるボールの投げ方練習方法【タオル活用】
今回、ボールの投げ方を紹介していくのですが使うのは通常のボールではなく「タオル」を結んでボール状にした「タオルボール」を活用していきます。
タオルであれば、自宅のお部屋の中であってもガラスを割るというような心配もなくボール投げの練習ができます。
ということで、ぜひタオルをご用意ください^^
ボール投げを上達させるポイント【幼児&小学校低学年向け】
おさえておきたいポイントは下記のとおりです。
・身体を大きく動かすこと
まずは上記ポイントを意識しながらやっていきましょう!
それでは、さっそく動画で投げ方の練習方法やコツなどを解説していきます♪
【幼児&小学校低学年向け】ボールの投げ方【練習方法やコツを解説】
動画では下記の内容を紹介していきます。
①タオルを使ったストレッチⅠ
②タオルを使ったストレッチⅡ
③1人タオルボール投げ
④タオルボール渡し
⑤ペアでキャッチボール
上記の練習で、「身体をひねる感覚」や「肩甲骨を使って投げる感覚」を養ったり「全身を大きく使って投げる感覚」を鍛えていきます。
それでは、まずは動画をご覧ください。
では、それぞれ解説していきます。
①タオルを使ったストレッチⅠ【肩関節を大きく動かす感覚を鍛えよう!】
【1】後ろ回し
1:タオルの両端を左右の手それぞれで持ちます。
2:両手でタオルを持ったまま、頭の後ろを通して足の下を通して身体の前に持ってきます。
3:2を繰り返しましょう。
【2】前回し
1:今度は前に腕を回していき、タオルを足の下を通して、さらに身体の後ろを通していきます。
2:1を繰り返します。
②タオルを使ったストレッチⅡ【負荷をかけながら肩関節を大きく動かそう!】
準備:タオルの片端だけを結んで、少し重心をつくりタオルに重さを持たせておきましょう。
【1】片手前回し
1:準備したタオルの結んでいないほうの端を片手で持ち、身体の横で前にタオルを回します。
※難しそうであれば、はじめは子どもの手を持って一緒に回してあげてもOKです。
2:反対の手でも同様に行ないます。
【2】片手後ろ回し
1:【1】と同じようにタオルを持ち、今度は身体の横で後ろにタオルを回します。
このように前回し、後ろ回し、左右それぞれ行なうことでバランス良く運動神経が鍛えられていきます♪
タオルを使ったストレッチでは、ウォーミングアップとして肩甲骨周りのストレッチも兼ねつつ、ボールを投げる動きや短縄などの縄跳びの上達にもつながるのでぜひはじめに取り入れてみてください。
それぞれしっかりできるようになってきたら、腕を回す速さではなく腕をより大きく動かすことを意識して取り組むようにしていきましょう!
③1人タオルボール投げ【全身を大きく、ダイナミックに使う感覚を鍛えよう!】
準備:②、③で使ったタオルのもう片方の端を結んで、タオルボールをつくっておきましょう。
【1】両手投げ&両腕でつくった輪に通す
1:両手でタオルボールを真上に投げます。
2:投げたらすぐに身体の前に両腕で輪をつくり、その輪の中に落ちてきたタオルボールを通します。
はじめはタオルが身体に当たってしまってもいいですが、慣れてきたら当たらないようにしたり、腕でつくる輪を小さくしたりしてみましょう^^
【2】両手投げ&キャッチ
1:両手でタオルボールを真上に投げて、落とさないようにキャッチします。
2:両手でタオルボールを真上に投げたら、拍手をしてから落とさないようにキャッチします。
慣れてきたら拍手の回数を増やしたり、身体の後ろや足を持ち上げた下で拍手をしたりと変化を加えていくと飽きずに愉しく取り組めると思います。
④タオルボール渡し【身体のひねりを理解しよう!】
今度は2人組で使うタオルボールはひとつです。背中わせで立ち、2人の間は人1人分くらいあけておきましょう。
【①0の字回し】
1:タオルを持っている人が身体をひねって、後ろに立つ人にタオルを渡します。タオルを受け取る側の人はタオルがくるほうへと身体をひねってタオルを受け取ります。
2:タオルを受け取った人は受け取った方とは反対側に身体をひねって再び後ろの人に身体をひねってタオルを渡します。1〜2を同じ方向で繰り返しましょう。
※反対周りも行ないましょう。
【②8の字回し】
1:①同様にタオルを持っている人が身体をひねり、今度はタオルを受け取る側の人はタオルがくる方向とは反対側に身体をひねってタオルを受け取ります。
※8の字を描くようにタオルが受け渡されていくイメージです。
勢いよくやって頭がぶつからないように注意しましょう。
はじめはゆっくり正確にタオルボールを「渡す」「受け取る」ことを意識して、慣れてきたら速く大きく身体をひねりながらやるようにします。
このひねりの動作ができてくるとボールを投げる動きが上達していきます。
⑤ペアでキャッチボール【いろいろな投げ方をして運動神経を鍛えよう!】
2人組になり、タオルでキャッチボールです。5メートルくらい距離をとって安全を確保してから行ないましょう。
【1】両手で下から
1:両手でタオルボールを持ち、両足を左右に開いて立ちます。
2:股下までタオルボールを持っていき、そこから両手で相手に向かって投げます。
【2】両手で頭の上から
・両手でタオルボールを持って、サッカーのスローインのような形で頭の上から相手に向かって投げます。
※両足を左右に開いた状態から投げる、または前後に足を開いて投げる、どちらでもOKです。
胸を張るようにして、身体を後ろから大きく動かすようにして投げていきましょう。
ただ相手に向かって思いっきり投げればいいわけではなく、力をうまく調整しながら投げることが大切です。
【3】後ろ向きで頭の上から
1:タオルボールを投げる人は後ろ向きになり、両手で頭の上から相手に向かって投げます。
2:受け取る側の人は、前を向いたままキャッチします。投げ返す時に1と同様に後ろ向きになってから投げ返します。
後ろ向きになると相手が見えない分投げるのが難しくなります。距離感を感じながら、投げる力などを調整していきましょう。
慣れてきたらアレンジとして、後ろ向きのまま両足の間から投げてみてもいいですね。
【4】片手で投げる
・最後は片手で投げます。
※できれば右手左手それぞれで投げる練習もしてみてください。
相手のことをよく見て、身体を大きく動かして投げましょう。
キャッチボールもただボールを投げるだけでなく、ご紹介したようにいろいろな投げ方を練習していきましょう♪
まとめ:ボールの投げ方【幼児&小学校低学年におすすめの練習方法】
今回は、タオルを使ったボールの投げ方の練習方法を紹介しました。
いきなりボールを投げる練習をするのではなく、まずは肩周りのストレッチからはじめて、大きく身体を動かす感覚をつかんでいきましょう。
肩を動かす遊びをはじめに取り入れることで、ボールを上手に前へと飛ばせるようになっていきます。
冒頭のほうでお伝えしたように、幼児〜小学校低学年までの子どもがボール投げを上達させるポイントは「身体を大きく動かす」こと。
ぜひそこを意識しながら愉しく練習してみてください♪
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