こんにちは、愉しいを創るコーディスポーツです!
今回は「基本的な器械体操」を20種類紹介します。
器械体操とは文字どおり器械や器具を使用しておこわれる運動の総称で、マットや鉄棒、平均台、跳び箱などがあります。
本記事では、体操の基本でもあるマットを使った器械体操をお伝えしますね。では、さっそく見ていきましょう!
目次
基本的な器械体操【20選】
今回紹介する器械体操は下記のとおりです。
①前転
②飛行機前転
③腕組み前転
④歩き前転
⑤走り前転
⑥手つなぎ前転
⑦両手つなぎ前転
⑧ゼッケン越え前転
⑨ラダー前転
⑩開脚前転
⑪鉛筆
⑫手つなぎ鉛筆
⑬手押し車前転
⑭だんご虫
⑮うさぎ前転
⑯じゃんけんゲーム+前転
⑰縄跳び前転
⑱風船投げ前転
⑲タオル前転
⑳ティッシュキャッチ前転
では、さっそくこちらをご覧ください。
↓↓↓
下記それぞれ解説をまとめます。
①前転
まずは基本の前転からです。
【やり方】
①立った状態からひざを軽く曲げ、腰を曲げて「足の近く」に両手をつく。
※頭よりも「おしりが高い位置」にある状態。
②おへそを見ながら前方へ重心をかけていく。
③頭の後ろのほうをマットにつけて回る。
④素早く立ち上がる。
頭頂部(頭のてっぺん部分)をマットにつけてしまうと、余計な負担が首にかかってしまいます。
なので、頭の後ろ(後頭部)をマットにつけるようはじめにしましょう。
②飛行機前転
両手をマットにつけずに前転する方法です。
【やり方】
①飛行機の翼のように両手を左右横に広げる。
②おへそを見るようにしながら、マットに向かって頭を下げていく。
③両手は左右に広げたまま、頭の後ろ(後頭部)あたりをマットにつけて回る。
④素早く立ち上がる。
手をマットにつけずに起き上がれるようにしてみましょう!
マットに両手をつかない分、おへそをしっかりと見て回るのがポイントです。
③腕組み前転
こちらも両手をマットにつけずに前転する方法です。
【やり方】
①胸の前でバッテンをつくるようにして両腕を組む。
②おへそを見るようにしながら、マットに向かって頭を下げていく。
③両手は胸の前で組んだまま、頭の後ろ(後頭部)あたりをマットにつけて回る。
④素早く立ち上がる。
飛行機前転と同様に、手をマットにつけずに起き上がれるようにしていきましょう!
はじめは難しいと思うので、両足を肩幅くらいに開いて「足と足の間」に頭を入れていくイメージで練習してみてください。
④歩き前転
止まった状態からの前転ではなく、「歩く」動きを組合せます。
【やり方】
①マットから3メートルほど離れて立つ。
②マットに向かって歩いていき、止まらずに前転をする。
③素早く立ち上がる。
⑤走り前転
今度は「走る」動きを組合せます。
【やり方】
①マットから3メートルほど離れて立つ。
②マットに向かって走っていき、止まらずに前転をする。
③素早く立ち上がる。
⑥手つなぎ前転
こちらは2人組になっておこないます。
【やり方】
①2人で手をつないだら「せーの」と声をかけて、同時に前転する。
*つなぐ手を代えておこないましょう。
②手はつないだまま2人同時に素早く立ち上がる。
手をつないだ状態で回るので、お互いに腕を引っ張らないように注意しておこなってくださいね。
⑦両手つなぎ前転
こちらも2人組でおこないます。
今度は手のつなぎ方を変えます。
【やり方】
①両手をつなぐ。
*握手するように右手と右手、左手と左手で交差するようにつなぎます。
②手をつないだ状態のまま同時に前転する。
③2人同時に立ち上がる。
立ち上がる時は、はじめは手を離してしまってもOKです。
慣れてきたら、手をつないだまま立ち上がれるようにしていきましょう!
⑧ゼッケン越え前転
通常の前転よりもマットにつく手を遠くにして前転していきます。
ゼッケンなどで目印を置いておくとやりやすいと思います。今回の動画ではゼッケンをマットに置いていますのでぜひご確認ください。
【やり方】
①立った状態からひざを軽く曲げ、腰を曲げてゼッケンに触れないようにしてマットに両手をつく。
②頭がマットについたら、通常の前転よりも少し強めに床を蹴って前転する。
④素早く立ち上がる。
⑨ラダー前転
ここでは「ジャンプ」を組合せます。
ラダーやフープなどをご用意ください。マットに向かっていくようにラダー、またはフープを置いておきましょう。
今回の動画では「輪」を使用しています。
【やり方】
①マットに向かって、「輪」を踏まないように両足ジャンプして進んでいく。
②マットまできたら、止まらずに前転をする。
④素早く立ち上がる。
両足ジャンプではなく、グーパージャンプやケンパーなどとアレンジしてもOKです^^
⑩開脚前転
少し難易度が上がりますが、開脚前転もコツをつかめれば誰でもできます。
【やり方】
①立った状態からひざを軽く曲げ、腰を曲げてマットに両手をつく。②おへそを見ながら前方へ重心をかけていく。
※頭よりも「おしりが高い位置」にある状態。
③通常の前転よりも少しだけ強めに床を蹴る。
※この段階では両足をそろえておきましょう。
④頭の後ろのほう(後頭部あたり)をマットにつけて回り、足がマットに着く直前に素早く両足を左右に大きく開く。
④両手を身体の近くについたら、両手でおしりと身体をマットから押し上げる。
⑤素早く立ち上がる。
コツとしては、もう1回転するくらいのつもりで少し勢いよく前転すること。
はじめは立ち上がる時にひざが曲がってしまうかもしれませんが、まずは感覚をつかむことが大事なので気にせずに。
慣れてきたら、ひざを曲げずに起き上がれるようにしていきましょう!
⑪鉛筆
「横方向への回転感覚」を鍛える体操です。
【やり方】
①マットの上に寝転がり、両手を頭上にピンと伸ばしてそろえ、両足もしっかりと伸ばしたらそのまま横に転がる。
②マットの端までいったら、折り返して反対方向に転がる。
*数往復繰り返しましょう。
⑫手つなぎ鉛筆
今度は2人組でおこないます。
【やり方】
①2人組になり向き合って寝転がり、両手を頭上でつなぐ。
②両手をつないだまま横向きに3メートルほど転がる。
*距離は自由に調整してください。
③3メートル進んだら、そのまま折り返して反対側に転がっていく。
⑬手押し車前転
こちらも2人組でおこないます。
【手押し車前転のやり方】
①マットから1〜2メートルほど離れて位置で、1人は床に手をついて四つん這いの姿勢になり、もう1人が後ろに立ち四つん這いになっている人の両足を持ち上げる。
*太ももか足首あたりを持つようにしましょう。
②そのまま、前にゆっくり進む。手を床についている人は「手の力」だけで前に進む。
*押す側の人は、スピードを出しすぎないように注意しましょう。
③マットの端にきたら、手押し車の状態から前転する。
*足を持っていた人は途中で手を離します。
④前転したら素早く立ち上がる。
手押し車で進む時に、下を向かずに顔を上げてまっすぐ前を向いて進むようにしましょう。
もし両足を持っての手押し車が難しい場合は、慣れるまで片足だけ持ち上げ、もう片方の足は地面に着けながら進むという形でも大丈夫。
⑭だんご虫
【やり方】
①マットに寝転がり、両足を両手で抱え込み身体を丸める。
②①の状態から横に転がる。
③マットの端まで来たら、折り返して反対側に転がる。
⑮うさぎ前転
【やり方】
①マットから2メートルほど離れたところからスタート。
②両手を前に伸ばして床についたら、両足をそろえたまま前にジャンプするように進む。マットの端部分に来るまで繰り返す。
③マットまできたら、そのまま前転し素早く起き上がる。
慣れたらスピードアップしてやってみましょう。
⑯じゃんけんゲーム+前転
【やり方】
①2人組になり、マットをはさんで向かい合って立つ。
②じゃんけんをして、負けたほうが2回前転をする。
*自分がいる位置から一度前転をして、すぐに起き上がり元の場所に前転で戻ります。
③①、②を繰り返す。
⑰縄跳び前転
名前のとおり縄跳びと前転を組み合わせた体操です。
【やり方】
①マットから5メートル離れたところからスタート。
②縄跳びで「かけ足跳び」しながら進んでいく。
③マットまできたら、縄跳びを持ちながらそのまま前転する。
④素早く立ち上がる。
⑱風船投げ前転
風船を使うのでふくらませておきましょう。
【やり方】
①マットの端に立ち、風船を前方に投げる。
②風船を投げたら素早く前転をする。
③風船が落ちる前にキャッチする。
④風船をキャッチしたら立ち上がる。
風船をコントロールして投げるのは難しいと思いますが、できるだけ高くキャッチしやすい位置に投げるようにしてみましょう。
⑲タオル前転
フェイスタオルを1枚使います。
【やり方】
①マットの前に立ち、タオルを左右の手で広げて持つ。
②タオルを両手で持ったまま前転する。
③タオルを離さないようにそのまま立ち上がる。
⑳ティッシュキャッチ前転
ティッシュを1枚使用します。
【やり方】
①2人組になり、マットをはさんで向かい合って立つ。
*1人はティッシュを投げる役です。
②ティッシュを持っている人は、ティッシュをできるだけ高く上に投げる。
③反対側にいる人は、素早く前転してティッシュが床に落ちる前にキャッチする。
何回か繰り返したら、役割を交代しておこないましょう。
まとめ:基本的な器械体操【20選】
今回は、基本的な器械体操を20種類紹介しました。
ぜひ体育の時間に活用してみてください。
また、おうちでもマットの代わりに布団の上でもできます。
ぜひおうちでも動画を参考にして練習してみてくださいね♪
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