fbpx

子育てエッセイ『基本、食べる寝る以外は動いてます』第3話。

男の子ってみんなそうなの? 食べる・寝るとき以外は動いているうちの3兄弟。 よく食べて、よく動いて、よく転んで、よく笑って、よく泣いて、よく寝る。 そんな3兄弟との何気ない毎日をエッセイという形で残したい。 共感したり、クスっと笑ってくれたら嬉しです。


第3話:今、大切にしたい時間は?


 

「かぁ~さん!あっそぼっ!」次男が大好きな本を持ちながら私に話しかけてくる。「うん、あそぼっか!」と言いたいが、目の前のシンクには夕食の食器たち。さらにはお弁当箱もスタンバイしている。私の頭の中はこうだ。今、寝るまでの時間で子どもたちと遊ぶと、この食器たちは子どもを寝かしつけてから洗うのだと。仕事もまだあるし、なんなら撮りだめたドラマもみたい。本も読みたい。というか、寝かしつけしてそのまま寝落ちすることもあり得る。寝落ちした場合、仕事から帰ってきた旦那が自分の食器と一緒に洗ってくれるのだが、1日仕事をして、帰ってきてからも事務仕事がある旦那に洗ってもらうのはとても申し訳ない気持ちになる。となると返事は「この食器を洗ってからね」。少し寂しそうにお兄ちゃんや弟のところへ戻っていく次男。我が家は夕食前にお風呂に入り、夕食を食べたら歯磨きなどの身支度をして、少し遊んだらすぐ寝るスタイル。よく寝てくれるのがとてもありがたい。私がお皿を洗い終えるころには、寝る時間になっており、3兄弟のうち誰かは眠たくて機嫌が悪くなっていることもある。

私は、子どもと遊べる時間の大切さや、「かあさん、一緒に遊ぼ!」と言われること自体にも期限があることを頭では分かっているつもりでも、まだ自分のことのように感じていないのかもしれない。子どもはいつか大きくなって親の元を離れていくけれど、まだまだずっと先のことで「一緒に遊ぼう!」や「こっちにおいで!」と言うと自分の胸に飛び込んできてくれるものだと思っている。

私が知っている子育てがひと段落したお母さん方は口を揃えて言うことがある。「家事なんてしないで、もっと子どもと遊べばよかった」と。「もっと、もっとたくさん抱きしめてあげればよかった」と。そうなのである。その時はきっとあっという間なのであろうと。自分の子どもはまだまだそばにいてくれる。そうなのだが、長男は4月から小学生。もう私が付き添わなくても、友達と遊びに行くだろう。私と遊ぶより、友達と遊ぶ方がたのしいと感じてくるだろう。親から離れていくのが普通のことであり、子ども自身が成長していくには必要なことで、自分だってそうだったように子どもも自分の意志がはっきりしてくる。やっぱりもう近づいているのである。

となると、夕食後の過ごし方については、やっぱり子どもと話したり、遊んだり、一緒に本を読んだりする時間を優先したいし、大切にしたい気持ちが強くなる。じゃあ、食器たちは・・・。だったら食器をたくさん使うようなものを作らなければいい。もっと買ってきたもので夕食を済ませてもいい。食事だけに限ったことではない。家事に仕事に子育てにとすべてをやろうとすると大変で疲れてしまう。ありがたいことに、旦那からは手を抜けるところは抜いて、「いい加減」でやればいいと。

子どもとの時間をつくるためにもっとやめていいことがあると思う。これを書きながら改めて考えさせられる。そのときがやってきても「たくさん遊んだ、たくさん抱きしめてきた」と気持ちよく送り出せるように。子どもたちの意思を尊重できるように。子どもたちが大切にしていることや想いをくみ取れるように。子どもが話たいときにいつでも聞いてあげられるような雰囲気や関係を築くために。

さぁ、今日は何をやめようか。そして子どもたちと一緒にどんな本を読み、どんな話をしようか。私の中で今、大切にしたい時間ははっきりしている。

 

子育てエッセイ『基本、食べる寝る以外は動いてます』をよろしくお願いします。

☆毎週金曜更新予定です☆

第2話はこちら▶https://coordisports.com/blog/3958

第4話はこちら▶https://coordisports.com/blog/4055

 

寺尾 美佳

寺尾 美佳

[かあさん栄養士 みかコーチ] 食生活から一緒に愉しいを創っていきましょう!

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP