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3人子育てエッセイ『基本、食べる寝る以外は動いてます』第65話。

男の子ってみんなそうなの?食べる寝る以外は動いているうちの3兄弟。よく食べて、よく転んで、よく笑って、よく泣いて、よく寝る。そんな3兄弟との何気ない毎日をエッセイという形で残したい。共感したり、クスッと笑ってくれたら嬉しいです。


第65話:最強の共感とは


 

「なんでわかってくれないの〜!」文字で見ると結構強烈な感じになるこの言葉。旦那と喧嘩すると言ってしまうことがある。つい相手に求めるばかりで困ったものだ。つい出てしまう「自分ばかり感」。これは子育てに関しても同じことが言えると思う。自分の思いが強くなりすぎると心配を通り越したお節介かあちゃんになってしまう。それを繰り返していると子どもたちが自分の感覚で判断できなくなる。いつまでも一緒に居られるわけではない。自分で判断できないことほど怖いことはないかもしれない。子どもたちが自分で考えて自分で行動できるようにサポートしていくのが子育ての一つなのかなと感じる。その過程で失敗することもある。大人も子どもも。誰だって。失敗しないようにではなくて、失敗したり、間違ったらどうしたら良いのかを一緒に考えてあげられるかあさんでいたい。「長男はどう思う?」「かあさんはこう思うよ」みたいに。「こうしなさい!」じゃあなくて、一つの考えとして子どもたちに伝えなければいけないなぁと感じる。リアルタイムの子育て現場で難しい時があるが、とても大切なことだ。

旦那との喧嘩に戻ろう。「こんなに大変だったんだから!」と訴え、100%聞いてほしいのだと思う。女性は聞いてほしいのだ。こんな時だけ女性というのはおかしな話だが、男性は良かれと思って解決策を展開することが多いのではないだろうか。だから少し余裕のある時のわたしは話の冒頭に「聞いてほしいだけ」と言って話し始める。これを面倒くさがると「察して欲しかった」などというまたまた勝手な思考が、冒頭の「なんでわかってくれないの〜!」に繋がったりもする。

じゃあ、自分は旦那や子どもたちが望むような共感はできているのだろうか。途中で会話を遮って、勝手に話を進めてないだろうか。「ギクっ」。思い当たる節がいくつもある。自分が問題の種を巻いていることもあると思う。勝手に思い込んで、勝手に怒って、勝手に自己嫌悪なんて一番めんどくさい奴だ。

わたしにもわかってほしい想いがあるように、旦那にだって、子どもたちにだってそれぞれ「想い」はある。そういう想いがあることを忘れてはいけないのである。改めて、まずは一番大切な家族の想いに寄り添い共感することから始めていきたい。

 

3人子育てエッセイ『基本、食べる寝る以外は動いてます』をよろしくお願いします。

☆毎週金曜21時更新☆

 

みかコーチ 【3児ママ】

みかコーチ 【3児ママ】

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