こんにちは、愉しいを創るコーディスポーツです!
今回は、体育の授業で取り入れたいマット運動の基本中の基本でもある「前転」6種類の方法を紹介します。
普通の前転だけではなくアレンジした方法も紹介していますので、今後の体育の授業に取り入れてくださると嬉しいです♪
体育の授業でやりたいマット運動【前転6種類】
今回紹介する前転は、下記のとおりです。
①前転
②飛行機前転
③腕組み前転
④開脚前転
⑤ボール前転
⑥ボール転がし前転
まずはこちらの動画をご覧ください。
↓↓↓
下記、動画の内容をまとめます。
①前転
まずは通常の前転からやっていきましょう。
前転では、下記3つのポイントを押さえておくことがとても大切です。
・おしり(腰)の位置
・手の着く位置
・頭の着く位置
【前転のやり方】
①立った状態からひざを軽く曲げ、腰を曲げて「足の近く」に両手をつく。
※頭よりも「おしりが高い位置」にある状態。
②おへそを見ながら前方へ重心をかけていく。
③頭の後ろのほうをマットにつけて回る。
④素早く立ち上がりポーズ。
頭頂部(頭のてっぺん部分)をマットにつけてしまうと首に余計な負担がかかってしまうので、頭の後ろ(後頭部)をマットにつけるようはじめに子どもたちにしっかり伝えておきましょう!
下記の記事も参考にしてみてください。
>>前転のコツを伝授!【おうちでできる練習&補助方法も解説】
②飛行機前転
両手をマットにつけずに前転する方法です。
【飛行機前転のやり方】
①飛行機の翼のように両手を横に広げる。
②おへそを見るようにしながら、マットに向かって頭を下げていく。
③両手は広げたまま、頭の後ろのほうをマットにつけて回る。
④素早く立ち上がりポーズ。
※できれば手をマットにつけずに、立ち上がってみましょう!
マットに両手をつかない分、おへそをしっかりと見るようにして回るようにしてください。
③腕組み前転
こちらも両手をマットにつけずに前転する方法です。
【腕組み前転のやり方】
①胸の前でバッテンをつくるようにして両腕を組む。
②おへそを見るようにしながら、マットに向かって頭を下げていく。
③両手は胸の前で組んだまま、頭の後ろのほうをマットにつけて回る。
④素早く立ち上がりポーズ。
※できれば手をマットにつけずに起き上がれるようにしてみましょう。
はじめは難しいと思うので、両足を肩幅くらいに開いて「足と足の間」に頭を入れていくようなイメージで前転するようにしてみてください。
④開脚前転
少し難易度が上がりますが、コツをつかめれば誰でもできます!
【開脚前転のやり方】
①立った状態からひざを軽く曲げ、腰を曲げてマットに両手をつきおへそを見ながら前方へ重心をかけていく。
※頭よりも「おしりが高い位置」にある状態。
②通常の前転よりも少しだけ強めに地面を蹴る。
※この段階では両足をそろえておく。
③頭の後ろのほうをマットにつけて回り、足がマットに着く直前に素早く両足を左右に大きく開く。
④両手を身体の近くに着いて、両手でおしりと身体をマットから押し上げるイメージで素早く立ち上がりポーズ。
うまくいくコツとしては、もう1回転するくらいのつもりで前転すること。
はじめは立ち上がる時にひざが曲がってしまうかもしれませんが、まずは感覚をつかむことが大事なので気にせずに。
慣れてきたら、ひざを曲げずに起き上がれるようにしていきましょう!
⑤ボール前転
名前のとおり、ボールを使って前転します。
【ボール前転のやり方】
①ボールを両手で持つ。
②おへそを見るようにしながら、マットに向かって頭を下げていく。
③ボールは両手で持ったまま、頭の後ろのほうをマットにつけて回る。
④ボールから手を離さずに、素早く立ち上がりポーズ。
どういう風にボールを持つと前転しやすいか、考えながらやってみましょう。
いろいろなサイズのボール(バレーボールやテニスボール、ハンドボールなど)でチャレンジすることでより愉しめますので、ぜひ試してみてくださいね♪
⑥ボール転がし前転
ボールを転がしてから前転していきます。簡単なようでけっこう難しいです!
【ボール転がし前転のやり方】
①手でボールをまっすぐ前に転がす。
②ボールを転がしたら素早く前転をする。
③前転をし終わったら、ボールをキャッチして立ち上がりポーズ。
ボールを転がす方向や、転がす力加減が大事になります。
前転した先にちょうどボールが来るように、コントロールと力加減を練習しながら調整していきましょう!
慣れてきたら、手で転がすのではなく足でボールを蹴って転がすなどアレンジするとまた難易度が上がるのでぜひチャレンジしてみてください。
まとめ:体育のマット運動も愉しみながら様々な方法でチャレンジしよう!
ということで、今回は体育の授業で取り入れたいマット運動「前転」6種類の方法を紹介しました。
前転は「回転する動き」に慣れるのはもちろん、「身体を腕で支える力」や「空間を把握する力」も身につけられます。
今回はボールも使った方法も紹介しましたが、動きを組み合わせることでより難易度も上がります。
「倒立前転」「伸膝前転」「跳び前転」などのより難易度の高い技などもありますが、まずは今回お伝えしたような前転で愉しくチャレンジしていくと、より難しい技への挑戦へのハードルも下がるかなと思います。
ぜひ体育のマット運動に取り入れてみてください!
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