男の子ってみんなそうなの?食べる寝る以外は動いているうちの3兄弟。よく食べて、よく転んで、よく笑って、よく泣いて、よく寝る。そんな3兄弟との何気ない毎日をエッセイという形で残したい。共感したり、クスッと笑ってくれたら嬉しいです。
第70話:怒ると疲れる子育てかな
これを読んでいる人は、子育て世代が多いのかな?と思っている。願望もあるのだが。自分が子どもを産む前、外で子どもにキツく怒っているお母さんの姿を見たときには「あんなに怒らなくてもいいのに。」なんて思っていた。いざ子どもが産まれたら、今は、あの時のお母さんの気持ちがわかる。子どもには何回も同じことを言わなきゃいけないこと。ロボットみたいに1回伝えたらインプットしてくれるわけではないこと。だから、「何回言ったらわかるの!」とか「さっき言ったでしょ!」なんて怒ってもこちらの戦闘能力がなくなっていくだけであることは薄々気がついてはいる。そう、気がついてはいるが、どうしても感情というかそこに心配や不安要素みたいなものがプラスされている分、一気に感情的になってしまう。今日もさっ、そう、怒っちゃったんだ。
「怒ると疲れるよ。そう言うもんなんだよ、子どもって。」とうちの旦那は言う。冷静でとても悔しい。「自分が変わるしかないよ」とさらにカウンターパンチを喰らう。喰らい続けて早数年・・・。わたしはいまだに噴火してしまう。
冒頭に話したお母さんの話に戻ると、子どものことで怒っていたかもしれないが、実はそのお母さん自身の体調不良があったかもしれない。仕事が大変なのかもしれない。など、様々なことが予測できる。これを綴りながら、もうあのお母さんに何もしてあげられないのだが、そういった怒りの感情を受け止める場所というものがそれぞれにあればいいなと感じる。誰かにただ聞いてもらうというのも大切なのだが、最近思うのは、結局は自分自身で「よく頑張ってる、どんまい、次は言い方に気をつけてみよう!」とか自分が認めてあげることが重要なんじゃないかと思う。人に認められたい、こんなに頑張ってるのに、なんて淡い思いはどうやら良からぬ方向に空回りすることが多いような。誰かの、そんな言葉を期待して、待って、欲しい言葉をかけてもらえたらいいけど。それより何より、自分自身が一番頑張ってる自分を知っていることをもう一度再認識するべきなんだと思った。
3兄弟はこちらの都合なんてお構いなし。日々試されている。3人が一気に話してくることもある。「わぁ〜〜〜」っとなってしまうわたし。心穏やかに過ごしたいはずなのに、自分が一人でテンパっているのか。とにかく、怒ると疲れるので、それを回避した伝え方というものを日々鍛錬していくしかない。
怒ると疲れるし、シワもいい感じに増える。
怒らないで、疲れないで、シワも増やさないように・・・してやるっ!!!
3人子育てエッセイ『基本、食べる寝る以外は動いてます』をよろしくお願いします。
☆毎週金曜21時更新☆
コメント