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3人子育てエッセイ『基本、食べる寝る以外は動いてます』第49話。

男の子ってみんなそうなの?食べる寝る以外は動いているうちの3兄弟。よく食べて、よく転んで、よく笑って、よく泣いて、よく寝る。そんな3兄弟との何気ない毎日をエッセイという形で残したい。共感したり、クスッと笑ってくれたら嬉しいです。


第49話:まだ4年しか生きてないから


 

「まだ4年しか生きてないから仕方ないよ」と旦那はわたしに言う。確かにそうなのである。4年しか生きていない次男に「何回言ったらわかるのー!」なんて怒る37歳の方がどうかしているとなる。冷静になればわかるし、次男だってわたしに怒られようとわざとやっているわけではない。次男の中の大事なことや興味があることは、わたしが今すぐして欲しいこととは異なり、着替えるのをそっちのけでも気になるものがあるらしい。お風呂上がりに裸→寒い→風邪をひくのではないかとわたしの脳内では変換され、「いつまで裸でいるのー!」とまた叫ぶ。わたしの叫びは叫ぶほど効力を失っていることもわかっている。次男の中では「母さんがまた何か言っている」くらいになってそうだ。だからわたしもあの手この手で挑み続ける。例えばお風呂を出る前に「風邪をひくからまずは身体を拭いて着替えようね」と伝えてみる。どうやら長男とポケモンゲームの話に夢中になりわたしが三男とお風呂を出るまでまだ着替えてなかった。わたしの中ではお風呂を出る前に話したのにー。きぃーーーー!っとなる。が、ここで例の「まだ4年しか生きてないから仕方ないよ」が降ってくると、一つのことをやりながら話しをするのは難しいよなぁとなる。あんなに怒らなくてもよかったと言うことが、わたしと次男の間には多い。

ついカァッとなった時、他のお母さんたちはどのような対応をとっているのであろうか。そんなことを考えながら、また思い出した旦那のフレーズがある。「誰の課題かってことだよ」と旦那は言う。先程のお風呂上がりにいつまでも着替えておらず、風邪をひくのは次男の問題であって課題なのである。だからこそ、怒って伝える必要なんて一切なく、「裸のままでいたら風邪をひくのは次男だよ」と普通に伝えたらいい。わたしは次男に風邪を引かせたくない!が強すぎるがための、心配からくる怒りであることが多いと改めて思った。自分の想いは程々に誰の課題なのかを見極めて接する。こんな冷静な対応ができるのであろうか。でもここの考えを変えないとわたしはいつまでも叫び続ける。そして自分んで落ち込んでの繰り返し。4歳の次男に行動を変えてほしいと願うのは難しいが、37歳の自分の考え方を変えた方が早いし、きっと自分が一番楽になるはずなのである。

あぁ、悩ましい。けど、少しでも楽に愉しく子育てができるよう自分自身で工夫していくしかないのである。自分を変えられるのは自分だけなのだから。

 

3人子育てエッセイ『基本、食べる寝る以外は動いてます』をよろしくお願いします。

☆毎週金曜21時更新☆

みかコーチ 【3児ママ】

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