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3人子育てエッセイ『基本、食べる寝る以外は動いてます』第67話。

男の子ってみんなそうなの?食べる寝る以外は動いているうちの3兄弟。よく食べて、よく転んで、よく笑って、よく泣いて、よく寝る。そんな3兄弟との何気ない毎日をエッセイという形で残したい。共感したり、クスッと笑ってくれたら嬉しいです。


第67話:話しを聞いてほしいなら


 

最近は特にプリプリ、プリプリとエビのように怒っているわたし。エビのプリプリは美味しいのだから、エビに失礼か。何に怒っているかというと、三男の自己主張MAX期と、次男が話しを聞いてくれないことだった。次男は上手に話すようになり、たくさん「なんで〜」と質問してくる。「なんでいま、雨が降ってるの〜?」とか「日曜日って何曜日〜?」とか「今、どこにいるの〜?」などびっくりするような質問もたくさんしてくる。わたしはその質問や次男の話しは聞いているつもりだったが、旦那から見ると、「何かをしながら話しを聞いていることが多い」そうだ。確かに、とんでもない質問については「なんだそれ〜」と言ってサラッと流してるかもしれないし、もしかしたら次男の話を遮ってわたしが話し始めていることもあったかもしれない。

そんな積み重ねが今の次男の姿なのかもしれない。旦那は言う。「子どもに求めたらダメでしょ」と。その通りである。まだ5年ちょっとしか生きていない次男に求めるのは違う。話しを聞いてほしいなら、わたしが変わらなくてはいけないのだ。わたしが次男の何気ない話しひとつひとつに向き合わなければいけないのだ。それでも毎回は難しいかもしれない。でも聞こうとする姿勢を見せることからやらなくてはいけないのではないだろうか。

つい「子どもが◯◯してくれない」とか「◯◯が大変」と嘆き、求めてしまう。子どもはそもそも、自分が一番だし、自分の話しを聞いてほしいし、いつでも愉しいことを考えているし、興味があるから身体が動くのである。大人の勝手な言い分は子どもからすると「勘弁してくれ〜」なことがほとんどなのかもしれない。そんな中でも、それぞれの価値観があって、自分の価値観を押し付けようとしているから、プリプリしているのではないか。あぁ怖い。わたしも大人とは言え、ひとりの人間。失敗だってするし、当然怒ることもある。相手に求めるのではなく、自分が変わる方が断然楽で速いのである。わたしの子どもだけど、ひとりの人として人格も気持ちもたくさん持っている。わたしの考えを押し付けていいわけがない。

子育ての正解はない中で、夫婦で話し合って、すり合わせをして、協力していくしかない。次男には「話しを聞いてるよ」と態度で示していくしかない。もっともっと向き合えますように。

 

3人子育てエッセイ『基本、食べる寝る以外は動いてます』をよろしくお願いします。

☆毎週金曜21時更新☆

みかコーチ 【3児ママ】

みかコーチ 【3児ママ】

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