こんにちは、愉しいを創るコーディスポーツです。
今回は、体育の授業づくりで「徒競走や短距離走のバリエーションに悩んでいる先生方必見!」ということでかけっこのメニューを5つ紹介いたします。
体育の時間に子ども達が愉しく取り組める「かけっこメニュー」のバリエーションを増やしていただけたらうれしいです♪
目次
【体育の授業づくり】かけっこメニューを5つ紹介
今回紹介する5つのかけっこメニューは、下記のとおりです。
①変形ダッシュ
②リアクションダッシュ
③押さえてダッシュ
④ハンデダッシュ
⑤切り返しダッシュ
それぞれ動画にて解説します。
走る距離については、学年によって調整してみてください。
体育の授業かけっこメニュー①:変形ダッシュ
さまざまな身体の向きで走ります。
慣れない姿勢で走ることで、バランス能力を鍛えていきましょう!
【変形ダッシュのやり方】
1:まずは普段どおり前向きで走ります。
2:横向きで走ります。
*前向きで走るのとは違いスピードが出づらいですが、身体のバランスを鍛えられます。
3:後ろ向きで走ります。
*普段、後ろ向きで走ることはないため難しいと思います。まずは、転ばないように注意しておこないましょう。
*慣れてきたら、スピードを上げます。
4:回転しながら走ります。
*反対回りもやりましょう。
5:前向きからスタートして、中央で後ろ向きに切り替えて走ります。
*動作を切り替える能力が身につきます。バスケットボールやサッカーなどに必要な能力になりますね。
6:後ろ向きからスタートして、中央で前向きに切り替えて走ります。
このような形で、身体の向きを変えながら走ってみましょう!
体育の授業かけっこメニュー②:リアクションダッシュ
先生が指示した方向へ、クルッと回転してから走ります。
素早く回転して走り出すことが大切です。
回転した後は、身体がフラフラしないようにまっすぐ走りましょう!
【リアクションダッシュのやり方】
1:先生はスタートの合図と同時に右か左に指さします。
2:子どもはスタートライン上で、指さされた方向に身体を回転させてからゴールまで走ります。
先生が指示した方向とは反対に回転するというようなアレンジもぜひ加えてみてください。
体育の授業かけっこメニュー③:押さえてダッシュ
身体の一部を手で押さえたまま走ります。
走る時に、腕を使わないと速く走れません。
あえて腕を使わずに走ることによって、子ども達自身で「腕を振って走ること」の大切さを理解できると思います。
【押さえてダッシュのやり方】
1:頭を手で押さえて走ります。
2:おなかを押さえて走ります。
3:腰を押さえて走ります。
上記以外にも、肩や耳、背中、おしりなど手で押さえる部位を変えてみても面白いですね。
最後に、腕を振って走ることによって「腕振り」でうまく身体のバランスをとる感覚がつかめます。
体育の授業かけっこメニュー④:ハンデダッシュ
走力が異なるペアでも、かけっこを愉しめる方法です。
【ハンデダッシュのやり方】
1:はじめはハンデなしで走ります。
2:次に1で速かった子どもは、スタート位置から1歩後ろに下がってスタートします。
※これを繰り返しおこなっていきましょう。
走るスピードが同じくらいのペアでも、勝ち負けを愉しみながら取り組めるメニューです♪
ちなみに、下がる時の1歩の大きさを子ども同士で相談しながら決めさせてみてもいいですね。
体育の授業かけっこメニュー⑤:切り返しダッシュ
いろいろなスポーツでも必要となる、身体を素早く切り返すメニューです。
【切り返しダッシュのやり方】
1:1回目の合図で走り出します。
2:走っている途中に合図が出たら、身体を反対方向に切り返して走ります。
3:また合図が出たら、身体を反対方向に切り返します。
※この動きを何回か繰り返しましょう。
走るスピードが速ければ速いほど切り返しが難しくなりますが、スムーズに切り返しができるように練習していきましょう!
まとめ:体育の授業でいろいろな走り方を取り入れよう!
今回は、体育の授業におすすめのかけっこメニューを紹介しました。
走る運動1つとっても、変化を少し加えることで愉しくさまざまな運動神経を鍛えられます。また、友だちと競走したり、自分の記録を伸ばしたりすることで、子ども達も達成感や悔しさなどを味わえますよね。
ぜひ、今回紹介したかけっこのメニューを体育の授業に取り入れてみてください♪
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