こんにちは、愉しいを創るコーディスポーツです。
今回は、「かけっこ」が速くなる練習法を11種類紹介します。
「運動がすごく苦手、、、」と思っているような子どもでも、かけっこが速くなると自信がついて運動に対する意識が変わったりします。
ですので、そんな運動が苦手と思っているような子でも愉しみながらかけっこが速くなる練習法を動画つきで解説していくのでぜひ参考にしてみてください!
目次
かけっこが速くなる練習法【全11種】
今回紹介する練習方法は、下記のとおりです。
①棒になれ!かけっこが速くなる姿勢づくり
②片足バランス
③動物歩き5選
④回転ジャンプ
⑤走る基本!腕の振り方
⑥足の入れ替え
⑦ストライドを伸ばして速く走る!
⑧3人組シーソー
⑨倒れ込みダッシュ
⑩変形スキップ
⑪変形ダッシュ
順番に見ていきましょう。
①棒になれ!かけっこが速くなる姿勢づくり
かけっこが速くなるためには、「姿勢」が大切です。
腹筋や背筋を鍛えて、「体幹のバランス感覚の向上」「正しい姿勢」を身につけていきましょう。
体幹が鍛えられると身体もブレなくなるので、速く走れるようになります。
【方法】
①2人で向かい合い、大人側がひざ立ちになり「棒」になります。
②棒役の人がゆっくり前傾していくのを、子どもが倒れないように前から押します。
③大人は後ろ向きになり、今度は背中側に倒れていき、子どもが背中を押して倒れないようにします。
④今度は交代して、子どもが棒になります。子どもは立ったままでOK。②同様にゆっくりと前に倒れていき、倒れないように大人が子どもの身体を支えてあげます
※この時、身体がまっすぐになるようにしましょう。
⑤③同様に後ろ向きになり、後ろにゆっくりと倒れていきます。
※慣れるまでは、はじめから手で背中を支えてあげましょう。
⑥大人が仰向けに寝転がり、足のウラを子どものおなかに当てて前に倒れてくる身体を支えます。
※⑤同様、後ろ向きもおこないましょう。この場合は、子どもの背中に足ウラをつけて身体を支えます。
足の先から、頭まで身体を「棒」のようにしっかりまっすぐに姿勢を保つようにしましょう!
足が速くなる姿勢を作るためにとても大切です。
②片足バランス
先ほど同様にバランス感覚をアップさせて、バランスのとれた姿勢を保てるようにしていきましょう。
バランスが鍛えられると、かけっこが速くなるだけでなく、キックや投げるのがうまくなったりといいことづくしです^^
【方法】
①気をつけの姿勢から手を横に広げ、片足を後ろに上げます。
②次は、①と同様に姿勢から片足を前に上げます。
③右足を横に上げます。
④左足を横に上げます。
*ポイント:足を動かさないこと。
慣れたら足の高さを変えたり、目をつぶってやったり、秒数を決めてやったりと変化を加えながら愉しくバランス感覚を鍛えましょう!
③動物歩き5選
いろいろな動きをして運動神経を鍛えつつ、かけっこが速くなるための土台をつくっていきましょう。
「巧みに身体を動かす感覚の向上」「体幹の強さ向上」が期待でき、速く走るための基盤になります。
【方法】
①クマさん:できるだけ手と足を大きく動かします。
②カンガルー:できるだけ遠くに跳ぶように意識します。
③カエル:手を遠くについて大きくジャンプ。
④トカゲ:うつ伏せ状態になり、全身を使って速く前に進みます。
⑤シャクトリムシ:おしりを高く上げることを意識して進みます。
かけっこを速くするためには、身体を大きくダイナミックに動かせるようになることが重要です!
④回転ジャンプ
ジャンプの練習をすると、かけっこも速くなります。
「走る」という動作は、足を地面から離して、そしてまた足を地面につけての連続ですよね。
なので、ジャンプの練習をすることで走る時にうまく足が使えるようになり、バランスも取れるようになる。結果的に速く走れるようになります!
【方法】
「1,2,3」のかけ声で、「3」のタイミングを合わせてジャンプしましょう。
①真上に高くジャンプ。
②半回転ジャンプ。
③1回転ジャンプ。
④片足半回転ジャンプ。
⑤片足1回転ジャンプ。
※それぞれ反対周りのジャンプもやりましょう。
ポイントは、頭をまっすぐにすること。
バランス感覚の向上、体幹の強さ向上にもつながります!
⑤走る基本!腕の振り方
次に、速く走るために欠かせない「腕の振り方」を覚えましょう。
効率のいい腕の振り方を学べば、かけっこが速くなることまちがいなし!
【やり方】
①足を前後に開き、両腕を同時に振ります。
※腕の動きが止まらないように自然におこないましょう。
②片方ずつ腕を振ります。
※腕を横に振らないように注意!
③大人が子どもの後ろで手をかまえてあげて、子どもはその手に当たるように腕を振ります。
ポイントは、腕の振り方の「大きさ」です。
・前は、鼻に親指が当たるくらい上げる。
・後ろは、ひじが肩の高さになるように振り上げます。
子どもによっては腕を伸ばしたほうが腕を振りやすいという子もいるので、やりやすい方法で大丈夫です。
腕を横に振ってしまうと、身体がブレて速く走れなくなってしまうので気をつけましょう!
⑥足の入れ替え
かけっこが速くなるためにはピッチとストライドが大切です。
・ピッチ=足の回転
・ストライド=歩幅
ここではピッチが速くなるような方法を紹介します。
【やり方】
①手を床につき、足を前後に開き足を入れ替えます。
②足を前後に開いて立ち、足を入れ替えます。
③2回連続で足を入れ替えます。
※慣れたら回数を増やしましょう。
④方足を上げて、左右の足を入れ替えます。
足をスムーズに速く入れ替えられるかが、かけっこの速さにつながる大切なカギです。
⑦ストライドを伸ばして速く走る!
次は、ストライドを伸ばしましょう!
1歩が小さいと速く走れないので、1歩が大きくなるような練習していきます。
【やり方】
①同じ間隔で10個ほどマーカーなどを置き、踏まないように走ります。
②マーカーの間隔を、広げて走ります。
※少しずつマーカーの間隔を広げていきましょう。
間隔が広がれば広がるほど、スピーアップしないとうまくいかないので、ストライドを伸ばすいい練習になります。
スタートダッシュを極めよう!
ここからは「スタートダッシュをうまく切れるようにするための練習法」を4つ紹介します。
どれだけ速く走れても、スタートダッシュがうまく切れないとタイムは伸びません。逆に、スタートダッシュがうまく切れればスムーズに加速していけます。
かけっこでは「スタートダッシュ」が勝負の分かれ目とも言えるので、スタートダッシュがうまくなるための練習もしていきましょう。
スタートダッシュをうまくするためには、身体を前に倒していくスタートが理想です。
スタート時は、姿勢が低いほうがスピードが出やすくなるのでその感覚を養う練習法を紹介。
⑧3人組シーソー
「①棒になれ!」と似ていますが、身体をまっすぐにしたまま姿勢を低くする練習です。
【やり方】
①3人組になり、1人が中央に立ちます。
②中央の人は「棒」のように身体をまっすぐにします。
③両サイドの2人は、足を前後に開いて中央の人の身体を支える準備をします。
④中央の人は身体をまっすぐに維持したまま左右にゆっくり倒れます。
⑤両サイドの人は、倒れてきた身体を支えて反対側に軽く押し返します。
※できる範囲で身体を支えてあげましょう。
⑨倒れ込みダッシュ
スタートとゴールをコーンなどで作っておきましょう。
【やり方】
①2人組になり、走る人はスタートラインに立ち、もう片方の人は走る人に向き合って立ちます。
②スタートラインにいる人は身体を前に倒していき、向かい合っている人は両手で身体を支えます。
③2回は身体を支えてもらい、3回目はそのままゴールまで走り抜けます。
※身体を支える人は、3回目のタイミングでよけてあげましょう。
⑩変形スキップ
スキップをして、足をスムーズに入れ替える練習です。
ただ速くスキップするのではなく、足を入れ替えるのを早くするイメージで練習しましょう!
【やり方】
・スタートの合図で、ゴールまでスキップします。
「トトン トトン トトン」とリズムよく、左右の足の入れ替えを速くするイメージでスキップしましょう。
⑪変形ダッシュ
反応能力を鍛えて、より素早くスタートダッシュが切れるようにしていきましょう!
【やり方】
下記のようにいろいろな姿勢から、合図とともに走り出します。
①体操座り→ダッシュ
②うつ伏せ→ダッシュ
③仰向け→ダッシュ
④両足をそろえて立ち、半回転ジャンプ→ダッシュ
⑤1回転ジャンプ→ダッシュ
合図を出す時に、フェイントを入れたりするのも愉しくできるのでおすすめ。
また、上記のもの以外にもいろいろな姿勢から練習してみてください。
以上、かけっこが速くなる練習法11種類を紹介しました。
かけっこが速くなるおすすめの練習道具【ラダー】
かけっこが速くなるには、足をスムーズに動かすことが大事でしたね。
まとめ:かけっこの練習をして「走る力」と「自信」をつけよう!
今回は、すべての運動の基礎ともいえる「かけっこ」が速くなるための練習法を11種類紹介しました。
①棒になれ!かけっこが速くなる姿勢づくり
②片足バランス
③動物歩き5選
④回転ジャンプ
⑤走る基本!腕の振り方
⑥足の入れ替え
⑦ストライドを伸ばして速く走る!
⑧3人組シーソー
⑨倒れ込みダッシュ
⑩変形スキップ
⑪変形ダッシュ
また、最後にかけっこに大事な5つの要素を下記にまとめておきます。
①姿勢
②腕の振り方
③足の入れ替えの速さ
④ストライド(一歩の歩幅を広げる)
⑤スタートダッシュ
冒頭でも書いたように、運動が苦手と思っているような子どもでも、かけっこで自信がつくとその他の運動への苦手意識もなくなったりします。
ですので、今回紹介した練習方法を愉しみながらぜひ取り組んでみてくださいね^^!
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