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3人子育てエッセイ『基本、食べる寝る以外は動いてます』第24話。

男の子ってみんなそうなの?食べる寝る以外は動いているうちの3兄弟。よく食べて、よく転んで、よく笑って、よく泣いて、よく寝る。そんな3兄弟との何気ない毎日をエッセイという形で残したい。共感したり、クスっと笑ってくれたら嬉しいです。


第24話:3人育児、何が大変なのか。


 

2020年4月の緊急事態宣言中からだろうか。撮りだめたテレビ番組や映画以外にもYouTubeを見るようになった。その中でも子育て中のルーティン動画は「わかる、わかるわぁ」と頷き、「えっ、この状況でこんな対応できるなんてすごい」と感心した。人の目というものは、良くも悪くも捉え方次第だと思うのだが、エアーカメラをいつも心に置いておくことはよいかもしれないと思った。誰かが見ていれば「うおーー」と噴火しそうな時も、「おっと。見られてる。言い方に気を付けなければ」となるやもしれん。

さて、小学1年生、年中、2歳2ヵ月と3人子育て真っ最中のわたし。仕事は日中に1時間~2時間とれればよい方だ。三男のお昼寝中やテレビを見ている隙にできることをやる。子どもを寝かしてからは3時間くらい時間がとれるが、子育て、家事の疲れもある日には眠くてはかどらない。子どもを保育園へ預ける選択をせずに自分で決めたこと。それにも関わらずテンパる自分に今、このエッセイを綴りながら自分勝手だなと思ったりもする。

3人育児で、今、わたしが感じる大変なことはなんだろうと考えた。よくあることで言えば、子どもを連れて移動するとき。車がないと移動手段は自転車か徒歩。自転車の場合、長男は自分で自転車に乗る。次男と三男はわたしが自転車に乗り、前と後ろに乗せるが、次男のテンションがあがり左右に大きく揺らされたときはバランスを崩し危うく3人で転倒するところだった。3人のうち、誰かが何かやらかす。ある程度予想できることはあるが、たいがい面を食らうことをしてくれるのが次男である。そうすると、じっとしていられない三男が暴れだす。準備から目的地に着くまでにすでに疲れるというのはあるあるではないだろうか。この移動に関する大変さは、車があれば軽減すると思うが、車に乗ったら乗ったで、下りるときに急に扉を開けないことや、駐車場ではふざけない、など新たな問題はいくつもでてくる。あの手この手でやってくるトラブル。こんなのは日常茶飯事なのである。

わたしが感じる一番大変なこと。おそらく子ども一人ひとりに向き合う時間が限られることではないだろうか。成長するにつれて、いいこともあるだろう。長所と短所は表裏一体なのである。その中でも次男との時間が取れてないと感じる。次男は生まれた時には兄がいて、兄の行動に合わせることが多く、今度は弟が生まれたら、弟のリズムに合わせることが多くなる。間に挟まれ、知らず知らずに我慢していることが多くなり、わたしに構ってほしいから、色んなことをやって見せて注意をひいているのかもしれない。

わたし一人では到底無理な話で、子ども一人ひとりと時間をつくるには旦那の協力が必須である。

今日は、長男が自分勝手言っている次男にイライラし、手が出てしまっていた。次男は自分の発言は置いといて叩かれたことを訴える。その周りで兄二人がブロックで作ったロボットらしきもの破壊する三男。今度は兄二人が泣き叫ぶ。順番に、冷静に解決しようと思う。一人ずつ話しをしていこうと思のだが、わたしも息が荒くなる。つい口調がきつくなる。解決した後に、「あっ、心のエアーカメラの電源入れ忘れてた」となり、また今日も反省の日々である。

わたしがどんなに怒ったり、嫌な言い方をしてしまっても、「おかあさんっ。」と近寄ってくれる子どもたち。3人育児はやっぱり大変。けれど、やっぱり子どもたちが愛おしい。

 

3人子育てエッセイ『基本、食べる寝る以外は動いてます』をよろしくお願いします。

☆毎週金曜21時更新☆

みかコーチ 【3児ママ】

みかコーチ 【3児ママ】

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