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子どもの運動神経は遺伝する?【環境づくりが大事】

「子どもの運動神経は親の遺伝によって決まってしまうのかな?」
「自分は運動音痴だったし、子どもに遺伝しちゃったらいやだな」

こういった不安やご心配する声はよく耳にします。お子様を思ってこその大きな悩みのひとつかもしれません。
ということで、本記事では上記の悩みについてお答えしていきますね。

ぜひ、参考にしてみてください。

■子どもの運動神経は遺伝する?【ゴールデンエイジがキーポイント】

結論からお伝えすると「運動神経」は遺伝だけでは決まりません。

なぜなら、子どもの運動神経は3〜12歳ごろまでに急激に発達する時期があり、その時期の運動経験が将来の運動神経を左右するからです。

実際に「運動神経は、遺伝による影響が高いのではなく、幼児期の自主的な運動経験によって決まる」という専門家による研究結果もあります。

そして、子どもには運動神経が一気に伸びる大切な時期があります。


子どもの運動神経が発達する時期=「ゴールデンエイジ」

この「ゴールデンエイジ」と呼ばれる期間(3〜12歳ごろ)にさまざまな運動を経験することで、子どもの運動神経が発達していきます。

特に、小学校入学前(6才ごろ)までの幼児期に、著しく神経が発達すると言われています。


【重要】遊びが大きなカギ

この時、特定のスポーツにしぼって運動することより大事なことがあります。

それは「遊びを通していろいろな運動経験を重ねること」です。

砂場あそびでも、鬼ごっこでも、とにかくなんでも多様な動きを遊びの中で経験していくことが重要になります。


具体例:水泳

たとえばですが、子どもに人気の習い事として、水泳があります。いろいろある子どもの習い事の中でも、いちばん人気ですね。

ただ、水泳をどれだけ小さいころからやっていても、他の運動はすごく苦手、という人をたくさん見てきました。

なので、子どもの運動神経を伸ばしていきたいのであれば、特定の1つのスポーツにしぼらず、いろいろな動きをたくさん経験させることが大切です。


運動能力は遺伝で決まる

ただし、「運動能力の66%は遺伝で決まる」という研究結果もあります。
>>参考:アスリート必見!運動能力と遺伝はどこまで関連するのか?
では、運動神経と運動能力のちがいについて簡単に解説しますね。


運動神経と運動能力の違いについて

下記のとおりです。

・運動神経:俊敏性、バランス感覚、リズム感など
・運動能力:体のつくり(骨格、筋力など)

たとえば、ご両親がバスケやバレーをやっていて身長が高く、それが遺伝して子供も身長が高くなる、というのはよく見かけますよね。

このように、生まれ持った運動能力というのは間違いなくあります。
ただ、運動能力が高いからと言って、運動神経がいいとはかぎりません。

やはり、ゴールデンエイジと呼ばれる時期にさまざまな動きを経験することがとても大事ということですね。

 

■子どもの運動神経を高めるには「環境づくりが大事」

さきほども書いたように、「遊び」がカギです。
特別なことをさせる必要は一切ありません。

多種多様な動きを経験できる環境をつくる

動きといってもさまざまです。
いくつか挙げると、下記のような感じです。

歩く、走る、立つ、座る、つかむ、しゃがむ、転がる、寝転ぶ、跳ぶ、登る、降りる
蹴る、投げる、伸ばす、たたく、とまる、などなど

このように日常で経験するものから、投げる蹴るのように、道具(ボールなど)を用意してあげないとできない動きもありますよね。

なので、お父さんお母さんが意図的に子どもが多様な動きを経験できるような環境を、日頃からつくってあげるだけでも、子どもの運動神経をどんどん伸ばすことも可能です。


子どもが愉しめるものを取り入れる

注意しないといけないのは「トレーニングになっていないか」ということです。
子どもの運動神経を伸ばしてあげたいあまり、大人が無理やりやらせてしまっては意味がありません。

子どもが自発的に愉しく取り組むことで運動への興味・関心も高まります。
家でできる遊び、外でできる遊びはいろいろあります。

ただし、公園に連れていって遊ばせるだけでも子どもの運動神経は鍛えられるので、できるだけたくさん運動できる時間をつくってあげることが肝心です。

ぜひ、子どもの愉しいという思いを大切にしてさまざまな運動を経験できる環境をつくってあげてみてくださいね。

■まとめ:子どもの運動神経は遺伝だけではない【遊びが大事】

いかがでしたでしょうか?

親である自分たちの運動神経がよくないから、子供も運動神経がわるくなってしまうんじゃないか?という不安が本記事を読んでいただいたことで少しでもなくなれば幸いです。

■子どもの運動におすすめの一冊

いろいろな運動をすることで運動神経を鍛えることができます。
コーディスポーツが出版した書籍には、おすすめの運動50個を写真と動画で解説しています。
よければこちらもご覧ください。

 

 


ちなみに、弊社コーディスポーツでは、ひとつのスポーツにとらわれず、タグラグビー、フットサル、走り方、ローラースケート、スケートボード、Tボールー、アルティメットなどさまざまなスポーツを取り入れています。

多種目型スポーツ教室>青空スポーツ科学塾はこちら

弊社コーディスポーツのYouTubeチャンネルでは、おうちでもカンタンに運動神経を鍛えられる方法をたっぷり紹介しています。ぜひご覧ください^^

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