愉しいを創る、コーディスポーツの修平コーチです！
この記事は
運動が大好きだから、子どもたちに運動の愉しさを伝えたい！
と思っている方に向けて、コーディスポーツ流の運動指導の考え方を書かせていただきました。
運動指導は「好き」という気持ちだけではできません。
参考にしていただけると幸いです。
最後までどうぞご覧ください。
僕も子どもたちに運動の素晴らしさを伝えたいと思ってこの仕事を始めたけど、上手くいかないことだらけだったよ！
目次
運動指導は好きだけじゃできません
最初に衝撃的な事実からお伝えします。
運動指導は、運動が好きなだけではできません。
平成31年のスポーツ庁の調査によると、下記の通りとなっています。
・この1年間に運動、スポーツはしなかったと答えた割合が男性14,9%、女性20,7%
・運動やスポーツの実施頻度が減った、あるいは増やせない理由として「面倒くさいから」が28.4%
・現在運動スポーツはしておらず、今後もするつもりはないと答えた割合が、男性12.6%、女性17.0%
引用 >> 「平成30年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査について」（スポーツ庁）
運動やスポーツをしなかったり、減ったり、するつもりが無いという方々も一定数存在します。
子どもたちも同じく、運動が好きではない子も一定数存在するでしょう。
運動を教えたい人は大抵運動が好きな人
一方、子どもたちに運動を教えたい人は、大抵運動が好きな人です。
中学、高校、大学とスポーツに携わり、その特性と魅力に触れ、心を揺さぶられるような体験を何度もしてきた方が多いでしょう。
「僕は」「私は」スポーツが大好きだから、あなた（子どもたち）にも好きになってほしい。
一歩間違えれば、「好きの押し付け」になってしまう危険性を持っています。
……経験あるなぁ。押し付けた結果、空回りして、子どもはつまらなそうにしていたなぁ（苦笑）
コーディスポーツは好き嫌いが分かれる前に愉しいと感じてもらおうとしています
コーディスポーツでは、まずは教室に来ることが愉しいことだと感じてもらうようにしています。
運動やスポーツを好きになってもらうのは、二の次です。
教室に来ることや、僕らと関わることが愉しいと思ってくれたら、次は一緒にやってみます。
言葉だけでやらせるのではなく、僕らも一緒になって汗をかく。
時には失敗している姿や必死になっている姿を見せる。
そうすることで、子どもたちと一緒に運動やスポーツの魅力に触れることができ、子どもたちも運動やスポーツが好きになっていくのです。
たまに「お笑い芸人か！」って子どもたちにツッコまれます。いや、お笑い芸人さんほど面白いわけではないです（笑）
運動指導の目的は何？【運動指導はツールです】
ここであらためて、運動指導の目的を考えてみようと思います。
僕らは運動指導とは
「運動」で「指導」すること
だと思っています。運動「を」指導ではなく、運動「で」指導することです。
運動はあくまでツール（手段）の1つです。
運動というツールを使い、何を指導していくか、解説してみます。
目的①体力向上
運動をすることで、体力がつきます。
体力も細分化すれば「行動体力」や「防衛体力」と分かれるなど、さまざまな構成要素があります。
運動をすることで、それらを満遍なく高めることができます。
また、幼児・小学生期は体力のうち、巧緻性（器用さなど）を高めることが適していると言われています。
このように、適切な年代に適切な運動やスポーツをすることで、体力を効率よく高めることができます。
運動すると疲れるけど、疲れてヘトヘトになる経験こそ必要だよね！
目的②コツを掴んでもらう
人間の基本動作は36個あると言われています。
それらの動きを組み合わせることで、スポーツの動きにつながっていきます。
（たとえば走る動作は「歩く」「跳ぶ」動作の組み合わせ）
これらの動きをバランスよく経験させていくことで、スムーズに専門スポーツに入っていけます。
「コツを掴む」というのは、いかにバランスよく色々な動きを経験しておくかが鍵となります。
36の動きで全部のスポーツができちゃうわけか！驚き！
目的③「愉しいを創る」力を育む
コーディスポーツは3つ目を最も大切にしています。
運動を通して愉しいを創る力を育みます。
たとえば、サッカー中、得意な子と苦手な子が一緒に愉しむためには、ハンデキャップが必要ですね。
このハンデをどのように設定するかを子どもたちと一緒に考えます。
スポーツにとって勝敗はとても大切な結果ですが、実はその結果に至る経過（プロセス）こそ、生きる上で最も大切なことです。
コーディスポーツで一緒に活動することで、愉しいを創る力を育んでいきます。
うまくできると愉しい。けど、うまくできなくても愉しい！この考え方を伝えていきたい！
運動指導の注意点【この2つを押さえればOK】
実際に運動を指導する際、最初に注意してほしい2点をご紹介します。
まずはこの2点を考えて、指導してみてください。
❶安全管理
運動に危険はつきものです。
そのため、何より安全管理を大切にしましょう。
・道具の不備はないか
・広さに対して適切な人数配分か
・十分なスペースが確保されているか
・滑るものやつまづくものなどが落ちていないか
・全体を見れる立ち位置に立っているか
安全管理は、事前に対策ができるものがたくさんあります。
子どもを受け入れる前に、まず入念な準備を進めましょう。
❷わかりやすい言葉遣い
次は指導中です。
子どもたちにとってわかりやすい言葉遣いを心がけましょう。
・指示語（あれ、これ、あっちなど）を避け具体的な指示を出す
・年齢に適した言葉遣い
・抑揚をつけメリハリのある喋り方
・ダラダラと喋らず要点を端的に
話はなるべく短く、子どもたちの運動時間を増やせるように心がけましょう。
最初は難しいと思うので、繰り返し経験し、少しずつ短くすることをおすすめします。
他にも子どもへの運動指導で気をつけたいことを記載しました。
よければこちらもご覧ください。
【詳しくはこちら】
>> 【子ども対象】運動指導者とは？役割や指導のポイントを解説【採用ブログ#25】
【まとめ】運動を通して子どもたちの未来を創りましょう
僕らは、運動指導を通して「愉しいを創る」という考え方を伝えています。
運動ができるようにすることが最終的な目的ではありません。
あなたも「何のために運動指導をするのか」を考えてみてくださいね。
わからなければコーディスポーツへご相談ください！
僕も学生時代、何度も大地コーチに相談してたよ！気軽に相談してね！
運動指導者と交流できる！【参加型イベントのご紹介】
コーディスポーツでは、運動を指導する仕事に関わる方や、運動指導の仕事に就きたい学生の方々を集め、交流するイベントを開催しています。
お一人様からでも参加できますので、ご興味ある方はぜひご参加ください。
地域で活躍しているスポーツクラブの代表や、小学校の先生など、いろいろな人が集まって笑顔溢れる会だよ！ぜひ来てね！
【募集】運動指導者の求人情報
コーディスポーツでは、スタッフを募集しています。
新卒・中途や正社員・アルバイトは問いません。
ご興味ある方はぜひ一度教室に遊びにきてください！
ご興味ある方はLINEからご連絡ください。
また、学生向けのインターンシップも開催しています。
こちらもあわせてご検討ください！
夏休みや春休みには、1dayインターンも開催予定です！ぜひ来てね〜！
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