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【小学生向け】体育で盛り上がる運動遊び12選|室内・道具なしでもできるゲーム

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公開日:2022年2月8日
更新日:2026年9月17日
執筆・監修:寺尾 大地/株式会社コーディスポーツ

「体育の授業で盛り上がる運動遊びを探している」「運動が苦手な子も一緒に愉しめるゲームが知りたい」「雨の日に体育館や室内でできる遊びが思いつかない」

そんな先生・保育士・スポーツ指導者・保護者の方へ。

今回は、小学1年生から6年生まで愉しめる体育・レクリエーション向けの運動遊び12選を紹介します。

道具なしですぐできるゲームから、新聞紙・タオル・ボールなど身近な道具を使った遊びまで集めました。

しかも、ただ体を動かすだけではありません。

「跳ぶ」「支える」「よける」「投げる」「バランスを取る」「友達と動きを合わせる」など、いろいろな動きを遊びながら経験できます。

運動が得意じゃなくても大丈夫。
「できた!」より先に、「もう1回やりたい!」をつくっていきましょう。

あわせて読みたい:小学生向け体育で盛り上がる運動遊びゲーム10選【後編】

小学生の体育に「運動遊び」を取り入れたい理由

スポーツ庁の「小学校体育(運動領域)指導の手引」では、低学年の体育に「体つくりの運動遊び」が位置付けられており、「体ほぐしの運動遊び」と「多様な動きをつくる運動遊び」が示されています。文部科学省

小学校学習指導要領解説でも、さまざまな基本的な体の動きを愉しく経験し、動きの幅を広げていくことが重視されています。また、友達と関わる、ルールを守る、自分たちで遊び方を工夫するといった経験も大切にされています。文部科学省

つまり体育では、最初から「上手にできること」だけを目標にする必要はありません。

まず、体を動かすって愉しい。
次に、もう一回やってみたい。
その先に、できることが増えていく。

コーディスポーツでは、この順番を大切にしています。

1年生から6年生まで、たのしめる運動遊び系レクリエーション12選

1年生から6年生まで楽しめる運動系ゲーム【前編|12選】

小学生向け運動遊び12選|人数・道具・おすすめポイント早見表

運動遊び人数道具主な動き・ポイント
①腕立てじゃんけん2人〜なし支える・判断する
②じゃんけんトンネル2人〜なしくぐる・体を操作する
③じゃんけんジャンプ2人〜なし跳ぶ・バランス
④じゃんけんへリコプター2人〜なし支える・素早く動く
⑤新聞紙じゃんけん2人〜新聞紙バランス
⑥タオルを止めろ!2人タオル反応・判断
⑦ボールはこび2人〜ボール・タオル協力・力加減
⑧しっぽ取りゲーム2人〜タオルなど走る・よける
⑨ソフトドッジゲーム2人〜柔らかいボール投げる・よける
⑩言うこと一緒やること一緒2人〜なし判断・跳ぶ
⑪ジャンプマリオネット1人〜なしリズム・体の操作
⑫三角鬼ごっこ3人〜マーカー走る・方向転換

①腕立てじゃんけん

ただ腕立てでじゃんけんをするだけでなく、さまざま動きを組み合わせることでより盛り上がります。

【やり方】
①腕立ての姿勢になり2人で向き合い、じゃんけんをする。
②負けた人はその場で1周まわる。
③負けた人はクマ歩きで勝った人の周りをまわる。
④負けた人はウサギさんで勝った人の周りをまわる。
⑤勝った人はウサギさんで負けた人の周りをまわる。
⑥勝った人は好きな動物歩きで負けた人の周りをまわる。
⑦負けた人は勝った人のお腹の下を通る。
※腕立ての姿勢を長く続けると子ども達が大変なので、休憩をはさみながらやりましょう!

2人だけでなく複数人でもできるので、いろいろアレンジすればしてみてください^^

動物もクマ歩きやウサギだけでなく子ども達の自由に発想させてあげるとより愉しめます。

②じゃんけんトンネル

身体でつくるトンネルの形はなんでもOK!
自由な発想で愉しみましょう‼

【やり方】
じゃんけんをして、勝った人は身体で好きな形のトンネルをつくり、負けた人は素早く通る。
【その他のバリエーション】
・じゃんけんで勝った人がトンネルをつくり、負けた人がトンネルをくぐる。
・じゃんけんで負けた人がトンネルをつくり、勝った人がトンネルをくぐる。
・足じゃんけんや、身体全体を使ったじゃんけんに変えてみる。

③2人組じゃんけんゲーム〜ジャンプ編〜

【やり方】
①じゃんけんをして、勝った人は「気をつけ」の姿勢になり、負けた人は勝った人の周りをグージャンプ(両足をそろえジャンプ)で1周。
②負けた人はチョキジャンプ(足を前後に開いた状態でジャンプ)で1周。
③負けた人はパージャンプ(足を大きく開いたままジャンプ)で1周。

アレンジとしては、右回り1周、左回り1周にしたり、2周3周にしたりと工夫してみてください。

変化を加えることで子ども達も飽きずに取り組めます。

④2人組じゃんけんゲーム〜ヘリコプター編〜

【やり方】
①じゃんけんで負けた人は座って、勝った人は負けた人の足を持ってグルッと1周まわる。
※足を持たれる側の人は、うしろに倒れないようにひざの裏を持つようにしましょう!

【その他のバリエーション】
・じゃんけんで勝った人が座り、負けた人が足を持つ。
・足を持って回すのではなく引きずってみる。
・10歩分引きずって進んだら、立ち上がりまたじゃんけんをする。

⑤新聞紙ジャンケン

次は新聞紙やチラシを使ったゲーム。

小学生低学年の子は大きめの新聞紙、高学年の子は小さめなどとハンデをつけるのもアリですね。

【やり方】
①それぞれ新聞紙(またはチラシ)の上に立ち、じゃんけんをする。
②負けた人は新聞紙を半分に折り、再度新聞紙の上に乗る。(※繰り返す。)
③先に新聞紙の上から落ちた人が負け。

2人だけでなく3人4人と複数人でもできるので、チーム対抗戦などにするとより盛り上がること間違いなし!

⑥タオルを止めろ!

次はタオルを使ったゲームをご紹介。
2人で1枚あれば大丈夫です。

【やり方】
①タオルを床に広げて置いたら、タオルをはさむように2人であぐらをかいて向かい合い座る。
②1人はタオルを取る側、1人はタオルを取られないようにおさえる側になる。
③タオルを取る人は手をおしりにつけた状態からスタート。おさえる人は手をヒザの上に置いておく。
④交代しておこなう。
⑤姿勢を変えておこなう。(※うしろ向きや立った状態からなど)

1年生から6年生までいろいろな学年でおこなう場合は、小学生低学年の子、高学年の子でハンデをつけてやってみてください^^

⑦ボールはこび

こちらは下記のものをご用意ください。

・ボール
・タオル
・新聞紙
・ボールを入れる箱(バケツやゴミ箱など)

【やり方】
①箱を床に置き、ボールをタオルに乗せて2人で落とさないようにはこぶ。
②箱のところまで移動したら、ボールを箱の中に入れる。
③タオルを半分にたたみ、小さくしておこなう。(※ボールはつかまないように。)
④新聞紙でおこなう。
⑤2人のおなかでボールをはさみながらボールをはこび、箱に入れる。
⑥2人の背中でボールをはさみながらボールをはこび、箱に入れる。

ボールの大きさや種類を変えたり、おなかと背中でボールをはさんだりとさまざまなバリエーションを試してみてください。

チーム対抗リレーなどにしても面白いですね。

⑧しっぽ取りゲーム

こちらはタオルを1人1枚使います。

【やり方】
①1人がタオルをズボンの中(背中側)に入れてしっぽをつくり、1人はそのしっぽを取る。
②片方の手をつないだまま(握手した状態)おこなう。
③お互いにしっぽをつけて、②と同様に手をつないだままおこなう。

周りの子ども達とぶつからないように十分にスペースを確保しておこないましょう!

広い場所でできる場合は、動けるスペースを決めてチーム戦も可能です。

他にもアレンジして愉しめますので、下記記事もぜひご覧ください^^

おすすめ記事>>:しっぽ取りゲーム【アレンジしてさまざまな運動神経を鍛えよう!】

⑨ドッジゲーム

タオルを使います。

動画を参考にして、タオルでボールをつくってからはじめましょう。

【やり方】
①距離を取り、1人が投げる側、1人がよける側になる。(※よける人は足を動かさないように。)
②反対の手でも投げる。

当てた回数、よけた回数で勝負してみましょう!

学年によって投げる距離を変えたりすれば、公平に愉しめますね。

⑩言うこと一緒やること一緒

頭を使って考えながらできる「言うこと一緒やること一緒」というゲーム性のある運動を紹介します。

【やり方】
①「言うこと一緒」「やること一緒」で跳ぶ方向を言いながら前後左右にジャンプする。
②「言うこと反対」「やること反対」で前後左右にジャンプする。
③「言うこと一緒」「やること反対」で前後左右にジャンプする。
④「言うこと反対」「やること一緒」で前後左右にジャンプする。

合図を出す人もなかなかむずかしいので、合図を出す役割も交代しながら遊んでみてください!

最後まで間違えずに残った人が優勝などというふうにして競うと盛り上がりますよ^^

⑪ジャンプマリオネット

さきほどの「言うこと一緒やること一緒」のように頭を使いながら体を動かせます。

【やり方】
①手も足も同時にグーパーにして、連続でジャンプする。
②手はパーグー、足はグーパーで手と足が逆の動きになるように連続ジャンプ。
③手も足も同時にグーグーパーにして、三拍子で連続ジャンプする。
④手は「上→横→下」の順番に三拍子で動かし、足は二拍子でグーパーで連続ジャンプ。

アレンジとしてあ、手を二拍子、足を三拍子など、手と足で動かす拍数を変えながら取り組むとより難易度も上がります!

慣れるまでは、ゆっくりからはじめてみましょう。

⑫三角鬼ごっこ

足の速さ関係なくフェアに愉しめる鬼ごっこです。

まずはマーカーなどで三角形を作りましょう。
ゼッケンもあれば用意してください。

【やり方】
①3人組になり、1人が鬼になる。
※鬼はゼッケンを着ましょう。
②鬼以外の2人は三角形の外側をまわって逃げる。
※三角形の中に入ってはいけません。
③タッチされた人が鬼になる。

逃げる方向は自由ですが、三角形から離れ過ぎた場合は鬼を交代しましょう。

運動が苦手な小学生も盛り上がる3つのポイント

体育の運動遊びで大切なのは、「強い子・速い子だけが活躍するゲーム」にしないことです。

まず、ルールは短く説明してすぐ始めます。説明が長くなるより、「まずやってみよう!」の方が子どもたちは理解しやすくなります。

次に、学年や運動経験によって距離・時間・道具の大きさを変えます。同じルールで全員をそろえるより、みんなが挑戦できるルールに調整しましょう。

そして最後は、子どもたち自身にアレンジを考えてもらいます。

「もっと愉しくするにはどうする?」

この問いかけが、遊びをさらに広げてくれます。

学習指導要領解説でも、友達と話し合いながら簡単な運動遊びの行い方を工夫したり、考えた遊びを友達へ伝えたりすることが示されています。文部科学省

体育・運動遊びをするときの安全ポイント

運動遊びは「盛り上がること」以上に、安全に終えられることが大切です。

2026年1月にスポーツ庁が公表した「運動・スポーツにおける安全対策の評価・改善のためのガイドライン(試行版)」では、活動前の体調確認や準備、用具・環境の適切な管理、子どもへの配慮、必要以上に高い強度を求めないことなどが示されています。文部科学省

活動前に床や周囲の障害物を確認し、子ども同士がぶつからないスペースを取ること。鬼ごっこなどスピードが出る遊びでは活動範囲を明確にすること。ボールはできるだけ柔らかいものを使うこと。そして疲れている子に無理をさせないこと。

「愉しい」と「安全」はセットです。

よくある質問

Q. 小学生の体育で一番盛り上がりやすい運動遊びは?

学級全体なら「言うこと一緒・やること一緒」「しっぽ取りゲーム」「三角鬼ごっこ」などがおすすめです。ルールが短く、始めてすぐにゲームの面白さを感じられる遊びは盛り上がりやすくなります。

Q. 道具なしでできる小学生向け運動遊びはありますか?

あります。腕立てじゃんけん、じゃんけんトンネル、じゃんけんジャンプ、じゃんけんリアクション、言うこと一緒・やること一緒、ジャンプマリオネットなどは特別な道具なしで実施できます。

Q. 小学1年生から6年生まで一緒にできますか?

できます。ただし、全学年をまったく同じ条件にする必要はありません。低学年は移動距離を短くする、高学年はルールを増やすなど、「同じ遊び・違う難易度」にすると全員が愉しみやすくなります。

Q. 運動が苦手な子も参加しやすくするには?

勝敗だけを評価しないことが大切です。「できた」「速かった」だけでなく、「考えた」「工夫した」「友達と協力した」といった姿も認めることで、運動が苦手な子も参加しやすくなります。

Q. 雨の日に教室や体育館でもできますか?

今回紹介した遊びの多くは室内でも可能です。ただし、使用する場所の広さと人数に合わせて活動範囲を調整してください。体育館でできる運動遊びをさらに探したい場合は、コーディスポーツの「体育館でできる運動遊び20選」も参考になります。CoordiSports

まとめ|小学生の体育は「もう1回やりたい!」から始めよう

今回は、小学生の体育で盛り上がる運動遊び12選を紹介しました。

体育というと、「できるようにする」「上手にする」ことに目が向きがちです。

でも、その前に大切にしたいことがあります。

愉しい。
もっとやりたい。
もう1回挑戦してみたい。

そう思えれば、子どもは自分から動き始めます。

ルールを少し変えるだけでも、運動遊びは何通りにも広がります。先生や大人がすべてを決めず、ぜひ子どもたちにも「もっと愉しくするにはどうする?」と聞いてみてください。

大人には思いつかない遊び方が生まれるかもしれません。

愉しいが最強。
できないは、伸び代です。

合わせて読みたい運動遊び

まだまだ運動遊びを探している方は、以下の記事もどうぞ!

「さらに10種類見たい方へ」→ 小学生向け!体育で盛り上がる運動遊びゲーム10選

「もっと体育館でできる遊びを探している方へ」→ 体育館でできる!苦手でもたのしい運動遊び20選

「雨の日・室内遊びを探している方へ」→ 小学生向け!運動が苦手でも、たのしくできる室内運動遊び17選

「体育授業のアイデアをもっと探している先生へ」→ 苦手な子でもたのしめる!小学校体育のアイデア14選

後編はコチラ>>:小学生向け!体育で盛り上がる運動遊びゲームおすすめ10選・苦手でも、たのしく遊べる室内遊び

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