こんにちは、愉しいを創るコーディスポーツです。
今回は、鉄棒を使った「豚の丸焼き」の方法を紹介いたします。
「豚の丸焼き」は、鉄棒が苦手な子どもでも愉しく取り組めますし、「逆上がり」にもつながっていくのでとてもおすすめの鉄棒遊び。
やり方を動画で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
豚の丸焼きで鉄棒に慣れよう【逆上がりにつながるコツも紹介】
豚の丸焼きでは、下記のような効果が期待できます。
①逆さ感覚を愉しめるようになる
②腕の力を鍛えられる(※身体を引きつける力アップ)
③前回りや逆上がりにつながる
室内であれば、安全のために鉄棒の下にマットを敷いておこなってください。
では、やり方をさっそく見ていきましょう。
まずは、逆さまになる感覚を愉しんでできるように段階を追ってやっていきます。
豚の丸焼きのやり方
①手は横向きにして鉄棒を持ち、足を片足ずつ上げてひざの裏をかけるようにする。
※逆さの状態を怖がる子どもに対して、はじめは背中を軽く支えてあげましょう。
②足は「バッテン」になるように交差させて鉄棒に引っかけ、5秒間鉄棒にぶら下がる。
※できたら少し揺らしてあげます。
③5秒数えたら、まずは足を離して鉄棒から降りる。
※手から離すと落っこちてしまうので注意しましょう!
④次は①、②と同様の流れでぶら下がり、おでこを鉄棒にくっつけて5秒間ぶら下がる。
⑤5秒数えたら、足を離して鉄棒から降りる。
⑥これまで同様にぶら下がり、鉄棒の高さより顔が上に出るように身体を持ち上げて5秒間キープ。
⑦足を離して鉄棒から降りる。
「豚の丸焼き」ポーズでただぶら下がるのは簡単なので、腕を曲げておでこを鉄棒にくっつけたり、顔を鉄棒より上げて腕の力をつけていきましょう。
身体を引きつける力がつくことで、逆上がりや前回りなどのむずかしい技につながっていきます。
次は、豚の丸焼きを応用した鉄棒遊びも紹介しますね。
豚の丸焼きをアレンジした鉄棒遊び
ここでは下記の2つを紹介します。
4〜5歳児以降の子どもにおすすめです^^
①豚の丸焼きジャンケン
②逆さで玉入れ
①豚の丸焼きジャンケン
やり方は簡単です。
【あそび方】
・豚の丸焼きの状態で鉄棒にぶら下がり、片手を離してジャンケンをする。
鉄棒にもよりますが、可能なら2人で鉄棒にぶら下がりジャンケンをしましょう。
動画内で使っていたような室内用の小さい鉄棒であれば、ぶら下がるのは1人でジャンケンは横にいる人とやるでもOKです。
②逆さで玉入れ
ボールと箱を用意します。
【あそび方】
①鉄棒の下にボールを散らしておき、近くに箱を置いておく。
②豚の丸焼きの状態で鉄棒にぶら下がり、片手を離してボールをひろい箱に入れる。
腕の力がつき逆さ感覚に慣れるだけでなく、空間認知能力も養えるのでおすすめ。
ボールを投げて入れられるように箱を遠くに置いてもいいですね。子どもたちのレベルに応じて、箱を置く場所は考えてあげてください。
このように少しアレンジしていろいろ試してみてくださいね^^
豚の丸焼きをやる前におすすめの鉄棒遊び
もし、まだ豚の丸焼きが怖いという子は鉄棒にぶら下がるところから慣れていきましょう。
鉄棒のぶら下がり遊びを動画で3種類紹介しているので、参考にしてみてください。
・鉄棒を握り続ける感覚
・逆さ感覚・引きつける感覚
の獲得につながります。
【やり方】
①腕を伸ばして鉄棒にぶら下がり、ヒザを曲げた状態で5秒キープ。
※怖いようであれば、鉄棒を一緒に持ってあげましょう。
②ひざの裏を鉄棒にくっつけるように両足をかけて逆さまにぶら下がり、おでこを鉄棒につけて5秒間キープ。
③鉄棒を持ったままクルッとまわり降りる。
④アゴを鉄棒に乗せるようにくっつけて、腕を曲げてそのままぶら下がり5秒間キープ。
慣れてきたら、ぶら下がる時間を長くしたり、自分で数を数えたりするようにしていきましょう。
豚の丸焼きなど鉄棒遊びは何歳からがいい?
こんな疑問もあるかと思いますが、鉄棒の簡単なぶら下がりなら1歳児ごろから可能です。
また、豚の丸焼きは4〜5歳ごろになれば問題なくできると思います。
とはいえ、運動への苦手意識を持つ前に愉しく鉄棒とふれあうことがポイントでもあるので、そのあたりも意識して鉄棒遊びを取り入れてみてください。
ちなみに、年齢にもよりますが鉄棒に慣れないうちは安全確保のためにしっかりと補助はしましょう。
まとめ:豚の丸焼きで鉄棒に慣れて、逆上がりなどの技につなげよう!
豚の丸焼きなど鉄棒を使った遊びでは、日常では味わえない「高さ」や「逆さ感覚」を通して自分の身体をコントロールする力やダイナミックに動く力などさまざまな力を養えます。
今回、紹介したように身体を鉄棒に引きつけるために腕を曲げたりすると、腕の力もついて前回りや逆上がりが上手にできるようになりますので、
ぜひ、豚の丸焼きの応用なども取り入れながら愉しく運動能力を鍛えていきましょう!
■各SNSで情報発信中
各種SNSで情報発信中!
◆YouTube
弊社コーディスポーツのYouTubeチャンネルでは、おうちでもカンタンに運動神経を鍛えられる方法をたっぷり紹介しています。
■書籍情報はこちら
コメント